直江津港の麦イカ釣りも12日が最終日13日は流石の里輝丸も定休日です。
今回は少しばかり違った内容をお知らせをします。
時は7月11日 潮止まり~中潮の2日目干潮が19:37 満潮翌12日 3:23 天候 晴れ
予約客が少ない
11日の予約を入れてみれば人数が少なく出船が危ういとの事、ダメであれば連絡が来るそうな・・・
昨年は終了間際は予約が取れない状況だったのに?
今年は厄介魚のマグロ君が元気一杯でイカが浮き難く100杯以上の好釣果情報が聞けず残念な日が続いていました。
で、この日は乗船客6名しかいません、それならば赤イカ釣りでメタルスッテの練習が出来ると思い準備をします。
胴付き仕掛けとの二刀流です。
赤イカが釣りたくて新潟市内のショップで衝動買いしたものです。
私はたまにしか使わないので値段が手ごろな物が良いですネ。
相変わらずの二枚潮
早速漁場に向かいます、船上から東方向には米山、北方行には粟島本日は飛島まで見えます。
北西には佐渡、南東には妙高山空気が澄むと遠方の風景が目に飛び込んできます。
過去に行った釣行を思い出しながら感激に浸っているのは自分だけでしょうか?
船長情報では前日も二枚潮でお祭りパレードだったそうです、特に日曜日で16名の乗船では厳しかったでしょう。
この日も上潮は佐渡から直江津港向きの0.1ノット下潮は椎谷岬から名立方向へ0.2ノットです。風は南西向き
救いは乗船客が少なくお祭りは少ないと思います。
スタートはまだ辺りは明るく多分イカは底深く泳いでいる事でしょうか。
因みに釣り座は右舷艫で一番潮上です、これでブービー決定かな?
イキナリの4連掛け
右舷ミヨシの方がイキナリ4杯型物を釣り上げました。
後に聞いてみると底から15m位上で当りがあったそうです。
この時の水深は125m位でした。
スルメイカはかなり上層に浮きますヤリイカはここまで浮いてきません習性の違いです。
他港では最初は棚を決め上から80m以内で釣らせる船が多い様です。
実はイカを掛けると墨を吐きます、この墨がいけません。
仲間に危険を知らせる合図です。
墨が煙幕の様に広がります、深い棚で墨を巻かれてはイカは警戒して浮き難くなります。
いかに不利になるかがここにあります。
したがってベタ底で掛けた場合は中層に浮いて来るのにかなりの時間が掛かるという事です。
私の仕掛けは最初は直結の10本針でスタートです。
当たりが一回ありましたが直ぐに針が外れます。
抱きが弱いのは活性が低い証拠です。
所謂、潮が効いていない事です。
こりゃ厳しい戦いになりますカナ?
対策としては当たりが有ったら強めの合わせを入れる事です。
仕掛けを変えてみる
とうとう我慢できず直ブラに換えてみます。
今回時間が無くてスナップサルカンの直付けです。
換えて直ぐ90m付近に当りがあり思いっきり竿をシャクリ上げました。
1杯はイッパイに繋がるとしゃれてみましたが・・
これがダメなら釣果が更にダメに・・・
2Hくらい誰も当たりが出ません。
私は55m付近までリールの自動シャクリで探ってみますが一切当たりが出ません。
先端の方にポツポツ当たりが出始めました。
そろそろイカが浮いてきた様です。
65m付近に当たりが出ます、竿受けに掛けて巻き上げスピード17で上げてきます。
一匹もいませんあれだけ竿を絞っても仕掛けにイカが付いて居ません???
これが4~6回連続ではずれました。
仕掛けの見直しと竿の違い
今までこんな事は全く無かったのですが可笑しい。
後で分かりましたがこのスナップサルカンだけの直ブラでは竿が硬すぎる為に外れやすい様でした。
以前は胴に乗る竿で可成りクッションが効いていました。
だから細かい誘いを掛けてもイカが外れ難いのでした。
竿受けに掛けると尚更、弾力の無い竿はウネリにも対応できません。
このヤリイカ用の竿は可成り固めです、もしかしたら枝ハリスを付けなかった事も一因かもしれないですネ。
結果
手持ち竿で上げる様にしました。
手持ちにする事で腕がクッション代わりになります、バレにくくなりました。
気づいた時はラスト1時間しかありません、間に合いません完敗でした。
分かっちゃいるけど
話は前後しますがブランコ仕掛けで水中電気に電池を入れる為ハイスピードの22位で巻き上げました。
潮下の胴の間に釣り竿構えていた方とお祭りをしてしまいました。
先回の「早巻きは潮下とお祭りしやすい」自分で書いていながらヤッテモウタ!
ヤッパ、早すぎましたね。
外すのにはスナップサルカンですからスッテを全部外すと直ぐに元に戻せました。
全く申し訳ございませんでした、これにイカが付いているとミヨシの方ともお祭りするかもネ?
35m付近に魚が屯しています、ここは土産用の鯖をキープしたいところです。
結果
鯖君に負けたました。
遠慮ナシに虐待を受けた我がスッテ再起不能です。
短命でした。
メタルスッテでイカ君撃破
私の独り言です。
竿は本来利き腕で持ち竿を振る方が細かい誘いが出来ると思いますが如何でしょうか?
因みに私は右利きですがリールは右巻きを使います。
これですと魚を掛けた時に竿を持ち替えなければいけません。
非合理的と言われるでしょうが、これは趣味です自己都合で構いません!
久しぶりにイカメタルでやって見ます、メタルは25号です。
下潮が変るのが凡そ35m前後です。
見当は電動リール内蔵の探見丸に魚が浮いて居る中層の棚付近から少し下です。
これで棚は35m以内の上潮を探ります。
5mの間隔でイカを探しています。
仕掛けは全長1.8m二段のブランコ仕掛け下にメタルスッテ25号を付けます。
今度は20m~下を3m刻みに探ってみました。
やり方はクロダイのヘチ釣りを潮に乗せて落とし込む感覚ですネ。
穂先が小さく震えました、即合わせです。
35m~上に誘って30mでイカが掛かりました。
重みで竿がしなります。
上の画と比べると分かりますネ。
やりました、メタルで初めてのスルメです。
イカを船に取り込む前に必ず水と墨を吐かせてから船中に入れましょう。
人に引っかけるのはマナー迷惑行為です。
夜中の2時過ぎに刺身を作りました。
湯引きをするのでアニー君は撃退出来ました。
結果12杯と予想通りブービーでした。
次回も宜しくお願い致します。
若い時分に新潟東港で釣りをしていました。
堤防が高いため昔の重いタモで6mの長さを使います。
従って力の強い腕でタモを持つために右手を使います。
竿を左手に持つ、これが年をとっても治せなかった原因です。