2022年7月に入り麦イカ釣りが終わり釣行予定つきません。
近郊周辺の釣果をネットで確認中です。
YouTubeに里輝丸スタッフが14杯くらいの釣果をこれ見よがしにアップしてあります。
コリャきっと早く来ないと赤イカが居なくるヨ~の連絡かもですネ?
ココ何年か直江津港の赤イカ釣りの釣果が余りにも悲惨で良くありませんでした。
仕方なく何年かご無沙汰していました。
釣り座の決め方
天候や都合で余り潮回りが良く無いですが7月22日の予約を里輝丸に聞いてみます。
予約の人数が規定に足りず「ダメなら連絡あり」の条件付きでOKって事です。
取敢えず出かけてみます、船着き場に着いて見れば流石に12名もいますヨ~。
直江津港の赤イカ釣りはアンカーを入れ船を止め電気を照らしての夜焚きです。
皆さんメタル仕掛けや胴付き仕掛けとスタイルがバラバラです。
重さの違う仕掛け同士はお祭りの原因になります。
右舷の潮下には軽いメタル仕掛けが6名
左舷側に80号で胴付き仕掛けが6名づつと乗り別れました。
これでもお祭りは避けられないと思います。
船長の寝ずの番?でお祭りは回避しました。
今回私と釣友は胴付き仕掛けです。
従って左舷側になります、艫から3番目釣友は4番目です。
最近の雨続きの天候ではイカは真水を嫌いますし、直江津港近辺では関川と言う大河川が濁った大水を流しています。
更に18時以降は雨模様24時過ぎは雷雨注意報です。
釣り場は直江津港から南へ水族館を可成り過ぎて谷浜の沖でしょうか?
水深は35mと浅場にアンカーを入れます。
午前中の風波のせいで船がウネリを受けていますが・・・
少々波気がある為アンカーが効かなく船が動くのかも知れませんネ?
胴付き仕掛け
スルメイカとは少しハリスの間隔が違います。
長竿の場合はスッテも餌巻きスッテを3個と浮きスッテ3個の6個を付けてみました。
短竿では3~5個の浮きスッテを付けて置きます。
錘は80号で統一です。
天候や海水の濁りにもよると思いますが、以前は鶏のササ身を巻いたスッテに釣果が良かった記憶がありました。
仕掛けはモトス6号130㎝の間隔
エダス3号長さが25~30㎝としました。
全長8.5mです。
仕掛けの長さは必ず記録をしておきます、イカが何番目のスッテに掛かったかを覚えて置き同じ棚を直撃します。
アカイカはオスの大きさは今頃になると50㎝を優に超える大物も釣ることが出来ます。
オスが居た棚には必ずメスが居るので同じ棚で誘いを掛けてみましょう。
エダスを長く取ったのは水深が35m以内と浅く仕掛けを上下に振りスッテが動いている時間を長くするためです。
竿の長さ
里輝丸では客数が少なければ胴付き仕掛けのアカイカに限っては竿を2本迄出せます。
ヒラメ釣りの時と同じく長竿と短竿で仕掛の位置(高さ)を変えて置きます。
私は何時も使っているインターラインの真鯛竿4.8m60号です。
調子は可成り固めに出来ています、それでもイカはこの竿を力で曲げてくれます。
因みに釣友は深海竿5.1m200号ですが当たりは明確に出ます。
では何故長い竿を使うのかですがヒラメとアカイカは同じ性質を持っている様です。
アカイカとヒラメは警戒心が強く水に濁りの無い時は船の集魚灯の近くに直ぐには集まりません。
水面の明るい所と暗い所の切れ目に身を潜めている時間が長いそうです。
明るい所に小魚が集まり深い棚まで下がって来るのを待ち構えています。
メタル仕掛けの方もできればスピニングリール仕掛けで船から4~6m位離れたところを探ってみれば釣果は違ってくハズです。
長竿の棚は基本ベタ底から始めます。
殆ど置き竿です、何回かは竿を少し上げながら誘いを掛けてみます。
ウネリがあると硬い竿は仕掛けが舞い上がりますが手持ちでは重すぎます。
手持ちにはこの短竿が楽で良いですネ。
短竿は棚を変え中層から少し下を電動リールにユックリ休み休みタダ巻きで探ってみます。
メタル仕掛けの方もベイト、スピニングロッドで2本は確実に持って行った方が宜しいです。
イカを掛けた時の回収
アカイカの引きは可成り力強く強引に巻き取ると足が千切れてしまいます。
早目に締めたイカは活きが良いです。
高性能クーラーボックスの性もありますネ。
翌日の昼頃に刺身を作りました、イカの皮が時々色変りするのが面白いです。
色素細胞が原因と言われています。
下のイカは短い足が切れています、これは誰かがバラシタ獲物でしたネ。
バラス原因は殆どがこの身切れです。
私はかなりの硬調子の長竿を使っています。
理由の一つに硬い竿は穂先が垂れなく長さ分をきっちり使えます。
更に獲物を掛けた時に仕掛けを掴みやすい等の理由です。
ですから身切れを回避するためには仕掛けを綱引きしなければ良い訳です。
経過と釣果
直江津港から5時前に出港出来ました。
ウネリの中先に出港した八坂丸が港方向へ戻って行きます。
誰か忘れ物かな?(乗船客だったりしてネ)
出戻りの八坂丸がライトを付けています。
本日はこの2隻だけでした。
ウネリの中開始から90分左舷ミヨシから2番目に50㎝オーバーのオスが掛かりました。
やはり手持ち竿で仕掛が暴れない工夫をして居た様でした。
因みに餌巻きスッテの方でしたネ。
2時間ほど経った位からウネリが収まり加減になりました。
雨の中釣友がメスを掛けました
流石のめし釣りのベテランです。
あちらこちら数は少ないですが何杯か上がってきました。
終了30分前私にも待望の2回目の当たりです。
赤白のスッテが良く当たります。
足元にはささ身を巻いた餌巻きスッテがあります。
仕掛けをユックリ巻上中に動画を撮る為少し巻上を止めているともう一杯掛かりました。
今度は赤緑のスッテに掛かりました。
この2色は昔からの定番ですネ。
餌巻きスッテに掛かるのは殆どがオスの大型でしたが私のスッテには見向きもしませんでした。
イカは締める
持ち帰る時はイカは締めて尚且つ墨袋は取り除き真水や氷には直接あてない事です。
鉗子とイカ締め器
出来ればアカイカとアオリイカは墨がイッパイ入っている為早めに墨袋を取って置くと調理の時にまな板が汚れません。
もし墨袋を破っても海水で洗えば旨いエキスは逃げないでしょう?
イカを開いても墨袋がありません。
締めた後に直ぐ墨袋を外して置きました。
スルメイカを捌いた時に汚しまくったまな板でした。
アカイカを捌いていると身が厚いのが分かると思います。
刺身を取る時は削ぎ切りでやると美味しさ倍増です。
身はモチモチして甘味があって老若男女問わず喜ばれています。
小さいメス一杯でもこれだけの量です。
耳を外すと皮が綺麗に剥けてきます。
くれぐれもアニー君には気を付けて下さい。
この目の上の軟骨と足は極旨です。
足の皮もキッチンペーパーで摘まむと綺麗に取れます。
出来れば空気に触れない様にしたいものです、長期保存しいつでも刺身を食べるには・・
今回はあくまでも様子見です、次回はきっと本気でやるでしょうやります。