先回の不調を取り返しに里輝丸に乗船予約を入れてみました。
予定は2022.07.28 18:00発予約は未だ空きありとの事です。
25日の釣果をネットで確認、次期船長本気丸出しで釣り座にアカイカをズラリと並べてあります。
コリャ~仕方がありません。
常時金欠病患者には最高の薬です
今季2回目の無料券でした。
我々が22日に釣行時は毎度の絶不調だったのに翌週これですよ全くネ~!
等と釣友と話しながら直江津港近くの謀釣具直江津支店へ着きました。
流石、新潟市内と違い同じ釣具店でも浮きスッテ種類が豊富にあります。
釣れている釣り場のショップは違いますネ。
大潮を選んだ理由
私が釣行日を決定するのは天候と潮回り過去のデーターを基にしています。
新潟の6月上旬は天候に恵まれず麦イカ釣行を何回か取りやめになり思った日に予約が取れませんでした。
やっと取れた予約を行って見れば例の巨大マグロ君の大暴走でイカ君ビビりまくり釣果とイカ君は浮上しませんでした。
全くいいとこなしでした。
で今回28日を選んだ根拠は
☆潮が良く動く時間帯
この日は大潮の3日目です。
満潮4:33 13:20 翌日29日4:33 干潮7:08 21:20です。
大潮は潮の動く時間が長く干満の差、大きさが特徴とされています。
が最近の直江津港は先月のイカ釣りでも毎回行く度に二枚潮の時ばかりでした。
この二枚潮が出来る原因は風と水温が関係しているそうです。
☆月が陰っているか雨の日
月入り時間19:03釣り始め作業灯を点けるころは既に真っ暗闇になっていると思います。
浅い水深の海面にライトを照らすのですから小魚を追う赤イカは早めに上に浮いてくるはずです。
更に30日は土曜日で既に満員。
本当であればこの日を狙いたかったのですが・・・
干満が2回ある日が理想です、大潮1日目2日目は一回だけの動きです。
大きく動く潮が日に2回あるという事は最低でも2回の群れが入って来る可能性があるという事です。
イカは潮の動きが活発な時に大釣りが多かった記憶があります。
因みにこの日も二枚潮で下潮が折り返す様な流れでした。
流石情報通が多い里輝丸ファン
早目に船着き場に着いてみれば既に2名が待っています。
乗船時間1時間前無事に満員御礼でした!
定員14名に対しメタル8名胴付き仕掛け6名です。
場所割としては船長が「左右ミヨシ側3名を胴付き仕掛け、後はメタル軍団」で抽選開始となりました。
私たちは当然胴付き仕掛けです。
釣り座は右舷ミヨシから2番目釣友がミヨシです。
何やら風が強く吹いていますが如何でしょうか?
漁場は関川より若干南方向水族館沖でしょうか。
風は北東
舳先は北東方向釣り座から停泊中のタンカーと火力発電所がライトアップされています。
上潮はミヨシ方向から艫方向へ下潮は右舷艫から左舷方向へ右舷側の船底へユックリ入る二枚潮です。
水深は44mです。
私の胴付き仕掛けは9mあります、先日の釣りで電動リールカウンターを正確に補正して置きましたが35mで底に着いて居ます。
最初は底から1m巻き上げて置きます。
強い二枚潮だと糸ふけがイッパイ出て2m~4m位余計に糸が出ます。
今は80号の錘が下潮に負けていませんネ。
釣り始めはそれほどの波が立っていませんが風で食べ物のプラ容器が飛びます。
本日は程よい曇り空で19:00少し前に作業灯が点きました。
この時点では波高0.3m位で揺れは殆ど感じません。
波気が無ければ軽いメタル釣りの方も当たりを取り易く感じると思います。
釣船が照らすライト
時間と共に風が強まってきます。
海面をライトアップして1時間右舷艫から2人目に赤イカが釣れました。
空かさず周りのメタルマンが棚を聞き合います、「22mです」。
流石里輝丸の乗船客はチームワーク抜群。
風波が高くなりメタルマンは糸ふけと竿の上下がうまく行かない様です。
こちら胴付きマンたちは仕掛けを30m~少しづつ巻き上げていると18m+仕掛け9mの所で私が2杯掛けをしました。
当たったスッテは定番の赤白と赤緑です。
何杯か釣り上げると中層の棚に当りが出ません。
表層にはイナダや小魚が元気に走り回っています。
時間的には後数時間で潮が止まり始める様です。
こうなると上潮だけ動き下潮が緩くなり始めています、風向きも北に変わり船の向きも変わりました。
二枚潮はどういう釣り方がベストなのか?
数分後に胴付きマンの仕掛けに40㎝オーバーのイカがアッチコッチで掛かり始めました。
やはり大型は底釣りになります。
過去の経験上潮止まり直前と潮の動き始めは魚の食いが立つ場合が多くありました。
これは40㎝ありました。
逆光で映りが悪いですが赤白のスッテです。
胴付きマンの皆さんは底釣りでやっていました。
水深の無い場所で二枚潮は重い仕掛けで底に着く前にサミングか途中に糸を止めラインを張ります。
でないとPEラインが上潮に乗って糸ふけが出てお祭りの原因になります。
メタルマンは仕掛けが底に落ちなく仕方なしに中層を釣っている様です。
メタルの重さを皆さんと共有する事でこれは仕方がありません。
少々の余談です。
この二枚潮は10m前後の釣り場(上物釣り)でも結構経験しているので少しだけ書いておきます。
どうしても軽い仕掛けで釣る釣り(浮き釣り)の場合は仕掛けを重くするのが一番手っ取り早いやり方ですが周りの方との距離が必要になります。
私がよくやった方法は浮きをAの方向に何回か引っ張り再度下潮に仕掛けを乗せるやり方で魚を釣っていました。
所謂ラインを張ると言います。ハリス側を先行させるという事です。流しっぱなしにはしない事です。
そうなるとメタルスッテ釣りの場合は重さに制限と釣り座の間隔がある為ここでは勿論ダメです。
やれることは竿先にスッテの重さを掛けラインを張りながら釣り座の幅を潮上に竿を戻しながら巻き戻し再度糸を張りながら落とし込む方法しかありません。
棚まで落とすのに少々時間が掛かりますがこれは中々難しいやり方かもしれませんネ。
結果考え出したのが
邪道と言われればそれまでかも知れませんが・・・
下層~上層を満遍なく探ります。
使ったスッテは定番の・・・
竿は柔らか目で手持ちが出来る様柔かい短竿で仕掛を1m位と短くしました。
錘も80号勿論電動リール、天秤を使う事で小さい当たりでも分かります。
今回の様なうねりで波が高くなり軽い仕掛けは浮き上がります。
錘の重さで二枚潮もお祭りを避けられます。
この仕掛けの全長を最初は1.5m位取っていましたがウネリと波の影響で仕掛の上下が激しい動きになって手前祭りを頻発していました。
後で考えましたが短く細いクッションゴムを付けると仕掛けが躍らないのかも知れないですネ?
若しくは下のスッテ10号前後の軽いメタルスッテを使ってみる方法もありでしょうか?
この仕掛けで6杯釣りました。
くれぐれも胴付きポジションで試されて下さい。
重い錘の仕掛けはラインを張ってさえいればある程度のお祭りは避けられますし里輝丸の釣り座スペースであれば心配はありませんでした。
この時の波高は約1mまで行きませんが隣の飲まずのJI3が酔っぱらって顔色を白く変えグウの言葉が出ませんでした。
オラはお稲荷をパクついて居ましたけどネ!
釣行結果
自身のプライドは小さい物は数の内には・・
こんな事で・・・
しかし、周りの方の気休めの言葉が「小さくても1杯は1杯です」。
無料券でこんなに釣らせて貰って里輝丸と船長に感謝です。
遠方から来られる方には是非
船長は風が気になって今まで私が見たことの無い様な真剣な顔でモニターを睨みつけていました。
多分撤収ギリギリ位だったのかもネ?
港に帰ってみれば隣の船は既に帰還していますしナイス判断です。
家に帰って直ぐAM2:00
ワサビ&生姜醬油で美味しく頂きました
楽し寂しく家族とは・・一人宴会でした。
残りは氷らせたペットボトルを1本入れて翌昼頃に皮をむいて柵取りし終わったイカを真空パックで冷凍保存すれば何時でも美味しい刺身が食べれますョ~。
翌日の14:30でもこの活きのままです高性能クーラーboxは必要ですネ。
省スペースでもOKですネ。
次回も宜しくお願い致します。