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赤イカ浮上せず時々気まぐれ

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先日の会議通りイカは水潮を嫌って浮いてきませんでした。

近くに大河川があり漁場の地形は陸側がへこんでワンドになっている為川水が溜まり易いのかも知れません?

更に大潮でも釣り終盤の時間帯に干潮へ向かうのは余り良くなかった様です。

今回で赤イカ釣りも最後になると思い直江津詣でに行って来ました。

里輝丸は無言で船着き場に待っていました。

お盆前で客入りが少ないかもネ

2022.08.12明日は全国的に墓参りです。

本日の天気は曇りの予報です。

海を見れば晴天でも白波が立ってウネリが残っています。

里輝丸次期船長に聞けば午前中はもう少し波が高かった様でした。

で、釣り客は9人今日は次期船長も竿を出すそうです。

釣り座の抽選で私は右ミヨシから2番目釣友は左舷艫から2番目に座りました。

今回は人数も少なく胴付きとメタル仕掛けでお祭りをしない様にすればOKという事で各自が自由に竿だし出来ました。

漁場は今回船長も初めて行くところです。

後で話を聞けば浅場に向かって言った船がグルグルあたりを見渡しながら里輝丸より更に沖に止まっています。

流石に、大量に流れ込んだ川水と濁りで何時も釣りをしていた浅場は無理という事です。

かなりの水深です。

45.3mあります。

赤イカ釣りでは初めてですネ。

川水がゴミを連れてくる

川から出たと思われるゴミや草が右舷のミヨシ側に直接あたってきます。

左舷側は一切ゴミは見えません。

上潮は右舷ミヨシ側から左舷艫に向かっています。

今日は2枚潮ではない様ですネ。

釣り方を工夫

左舷ミヨシに次期船長がメタルマンで頑張るそうです。

この釣り座は多分マトモに潮が効かない筈ですネ。

釣り方は重いメタルかオモリグが宜しいと思います。

ハリスは1m未満でスピニングリール使用竿を使います。

右手側に約5m~8m前後遠投ユックリ底をコズキながら竿は右方向でラインを張り巻きながら左陸向(艫側)に流れる潮に乗せる方法。

錘の下に付けてあるデロッパーを底から少し浮かせ緩い底潮に乗せて先行させるイメージです。

仕掛けが釣り座の正面近くに来ると隣とお祭りを避ける為、仕掛けを回収する方が良いでしょう。

あんまり講釈すると煩がられるので黙って見ていました。

左舷胴から艫迄は出来れば底キープで粘れば船の向きと潮が一緒になった時にはチャンスになると思います。

海の状況が悪い時は底釣りをやって見る。

肝心な私の釣り座は19:40頃、長竿の方に一回強烈な当たりがありました。

竿を引き込む力が強くコリャ間違いなくオスの大物かな?

ドラッグをユルユルにしてありますが念には念を入れてメモリ7でユックリ巻き取ります。

電動リールの巻き取りが途中止まったりします。

残り10m位でフッと軽くなった感じがしました。

仕掛けを上げて見れば餌巻きスッテのワイヤーが切れて餌が無くなっています。

オーマイガー! 色即是空、又もやアンラッキー最近は・・

仕掛けは胴付きです、一番下のスッテは餌巻きスッテを使っています。

餌は鶏のササ身を薄く削ぎ切りしたものを備え付けの針金?に巻き付け固定します。

この針金が切れていました!

潮が効かない・水潮・底荒れ・濁り水

朝からのウネリで底濁りがある様で錘を底から1m以上上げると全く当たりがありませんでした。

鯵釣の方は底釣りでやっと釣れていましたが中層で魚は全く釣れませんでした。

実は先月の麦イカ釣りの時も全く潮が効かない日に底釣りで竿を一生懸命振って数を釣り上げた方が居ました。

アカイカの場合は浅場の釣りですからラインを大きくふかさない限りお祭りは殆どしない筈です。

但し大潮で早潮の場合は特に気を付けて貰いたいのがラインを張りながら錘を底に落とすようにして下さい。

錘を底から離さないようにする。

錘を長く底に着けて置く

・ウネリがある時は手持ち竿がよいです。

置き竿で竿受けに掛けて置くと錘が浮きます、ウネリが強いと当たりを取り難くなります。

・海底をこずく誘い方

船が波で上下運動します、それに合わせてでも差し支えはありません。

アカイカの場合、竿は大きく上下しない方が良いです。

軽く底をコツコツ叩く様にします、糸ふけは出来るだけ出さない様にします。

・メタルで釣る時にも仕掛けを上下するばかりで無く誘った棚に仕掛けを7~10秒位止めると乗ってくる時が多いです。

スルメイカの釣り方とは少し違ってきます。

good star

イカの機嫌が悪く浮いて来ない時ってありますよネ。

そんな時思い切ってやって見ましょう。

結果

途中バレて1杯も手にする事が出来ませんでした。

この日の様なウネリが残っている時は長竿は必要ありませんネ。

底荒れがあると竿受けに掛けず手持ちではきついですネ。

イカが浮かない時にはメタル仕掛けで中層狙いをしても濁りがある海では殆ど当たりが無い筈です。

一番潮下以外では軽い仕掛けで底取りも難しでしょう。

胴付き仕掛けでなければ底取りは難しいと思います。

真鯛竿の2.4m~3m前後の軟調20号~40号の竿が手持ちで誘いを掛けるにしても良いと思います。

特に穂先がソリッド系であれば仕掛けは跳ねません。

底釣りの場合はスッテは3~5本迄。

当たりが多くあったスッテは赤緑と赤白、ピンク系

モトスの間隔は120㎝~150㎝エダスは20㎝~30㎝錘から一番下の餌巻きスッテ迄の間隔は50㎝前後と短い方が良かったでした。

錘の重さは里輝丸指定の80号です。

1回使った仕掛けを次回に再利用する場合は必ず点検して下さい。

フグはイカが大好きです、ハリスがザラザラでは必ず仕掛けの途中から切れて海の藻屑になり得ますョ。

仕方なく前回の獲物を冷凍庫から出して刺身を・・・

小さくてもイカキムチとイカ納豆、イカ梅で頂きました。

皮を剥いて切るだけにして置きました。

次回も宜しくお願い致します。