台風接近に伴い直江津港ハッピーフィッシング第三堤防の事務所撤去中です。
台風のお蔭で折角予定した釣行日が変更になり9月22日になりました。
近々の上越サーフの釣果は青物が入れグッテルようです。
潮の子(イナダ)、ショゴ(カンパチの子)が面白い様に釣れているそうでした。
取敢えず上越へ行きます。
平日に関わらず駐車場に県外ナンバーがイッパイ
一路上越サーフへ。
到着時間は6:00流石に有名場所波打ち際に行儀よく横一列に数十名が並んでいます。
本日の天候は曇り海が白っぽく見えます。
海水温が急激に下がるとこんな感じに見えます、底荒れで海底も見えません。
小魚やベイトが全く見えません。
魚たちは台風を避ける為にかなり沖の漁礁に身を隠している事でしょう。
これでは沖の魚も釣れないでしょうネ。
今日はウネリが収まるのが午後からという事でした。
場所探しに黒井突堤に行って見ます。
流石人気場所、平日に関わらず結構な人出です。
台風の影響でウネリが若干ありますが気温が低く一気に水温も下がった様です。
諦めて帰る方が多く見受けられます。
今回の釣りは諦めた方が良さそうですネ。
ここからはショアジグ(ラバ)の練習過程を報告します。
ベイトタックルでサーフジギングの練習
私のタックルです。
練習用にラインは3号を130m巻いておけば高切れは殆どしません。
10m毎に色が着いているのは投げた距離を知りたい為です。
リーダーは8号~10号を2ヒロ巻いておけば宜しいと思います。
何分今迄ベイトリールは船からの電動リールやイカ釣りでしか使ったことがありませんでした。
この年になってから無謀にもキャステイングを又やる事になるなんて思いもよらなかった事です。
そうは言っても道具は購入済みですし、陸から真鯛を釣るなんて夢があって楽しそうじゃありませんか。
私は佐渡の海で何回か真鯛を釣った事はありますが新潟で陸や堤防からは殆どありませんでした。
4回目の練習
私のロッドは約3m硬さはMH最初はパッドのパワーに負けて50m程度しか投げる事が出来ませんでした。
それから日々研究を重ねました。
人様のキャステイングを見る事が一番の近道でした。
とは言うものベイトリールを使っている人は殆どいません、たまに遠投カゴ浮き釣りの方が居るだけでしょうか?
1回目の練習で行き成りフックなし40gのジグと訳も言わず悲しいお別れした経験をしました。
1.先ずはロッドをしならせる練習
2.慣れるまではPEラインは3号を使う
3.リーダは2ヒロ以上取る事。
4.リールのブレーキシステムを理解する
5.均等な力加減と着水時のサミング
6.解けないバックラッシュは無い?
1.錘やジグが付いていないロッドにリール付け前後にビュンビュン振り回します。
竿の重さは手元の方に有り全く簡単に振りきれますし、振り初めにヒュンと音が出る事でしょう。
今度は40g位の錘やジグを付けて穂先から60㎝~80㎝リーダーを出しながら振ると先ほどより重心がテイップ(先端寄り)に掛かるのが分かると思います。
先ほどと違ってテイップがしなるのが分かると思います、ジグや錘の重さを感じる様にゆっくりとロッドの先端を後方に向けます。
行き成り力強く振り切るのではなく肩を回す様に竿を後方に向け投げ始めはスリークオーター気味に腕を前に伸ばします。
キャステイングは竿のしなりを利用して投げれば余り力は要りません。
と言うより若い頃より力が無くなっているのでサーフでは狙ったポイントを直撃して数を伸ばすやり方ですネ。
2.3.初回の練習で40gのジグを無くした反省からPEラインを3号に変更しました。
その時は訳も分からず2号のラインを1m程のリーダーを結び力任せに振り回していました。
竿を後方に引くとテイップに錘が乗っている感じがしてしなっている事が分かります。
このしなりが出てからスタートした方が宜しいですネ。
D社製ベイトリールのブレーキは当然強目にして置き段々と慣れてきました。
同時に距離を出そうとブレーキは少しづつ弱めにします。
流石に初めてのバックラを経験します、おまけにリーダーを付けたジグは何が気に食わないのか遥か沖へマッシグラ勝手に飛んでいきました。
この時は単純にラインが弱いからと思っていましたがこれはリーダーを10m位の長さをリールに巻き込むくらい長くすることで高切れを避ける事が出来ます。
ベイトリールのブレーキ
スプールにブレーキを掛ける事でバックラッシュを防ぎます、すると距離が出なくなります。
上級者になるとブレーキに手を加えスプールは殆どフリー状態にする方もいます。
投げている途中でサミングを掛けそれを防ぎます。
D社のマグブレーキシステム値段の割に性能は良いと思います。
将来的にこのマグネットを何個か取り外し使ってみたいと思います。
メモリでブレーキコントロールができます。
このリールにPE2号を巻いてあります。
ABU製ロキサーニ―パワーシュターマグネットブレーキ&遠心力ブレーキ
インフィニティブレーキです。
今は弱いブレーキ1個で遠心力ブレーキを使い強さはを真ん中で使用しています。
PE3号130mリーダー10mを巻いてあります。
60gの鯛ラバを投げるにはこの位のパワーが必要になると思いますが如何でしょうか?
メカニカルブレーキをユルユルに設定しながらこのマグネットを3個だけ付けて投げてみました。
見事なバックラッシュを起こしてラインを解くに20分掛かりました。
マグネットブレーキは投げ始める時の糸ふけを抑える役目をしてくれる様です。
ロッドを振る時にラインを抑える親指を決まった位置で離します。
離す位置を決めていれば(頭上)バックラは殆どおきません。
簡単な投げ方
因みに野球やゴルフをやられた方はご存じだと思いますが硬式野球のバットスイングは初速より終速の方が早く無いとボールは飛びません。
ボールをバットでつぶす感覚です。
TVでプロゴルフの試合をご覧になる時があると思いますがスイングの音を聞かれた事があるでしょうか?
インパクトを過ぎてからフイニュシュを取る前に鋭い「ヒュン」と言う音が聞こえると思います。
振り出しはユックリでも加速が付いてスイングする事でシャフトから出る音です。
スイングスピードが一番早く感じられるのがインパクト直前と言われています。
いろいろと書きましたがこのスイング投げ方はSPリール用の投げ方でベイトリールには向きません。
ボールを強く投げる時に腕を高く上げ上から腕を振り下ろしながら頭上位の高さから投げるでしょう。
それですと距離は余り出ません。
強い弾道ですが、低い軌道になりがちです、ある程度の高さが必要です。
腕を振り下ろすのではなくやり投げや砲丸投げの様に腕をスリークオーター気味に突き出す感覚です。
野球で言う遠投でしょうか?肩を回し若干上方向へ腕を伸ばす感じです。
かなり硬いロッドでもやり方次第でしならせることが出来ます。
角度は45度~50度位です。
最近はこれで70m~80mまで距離が出る様になりました。
投げ出す時にはリールは横向きにします。利き手の甲は上を向きます。
右利きであればスプールに掛けた親指は左方向に向きジグの着水時にはサミングをします。
遠心力ブレーキがバックラを抑えてくれます。
巻き取りハンドルを上に向けます。
ラインの高切れを考える
原因の一つにラインシステムの出来、不出来も関係があります。
今回はこの件はパスします。
YouTube等でベテランの方はPE1.5号で100m超えをしている方がいます。
遠浅のフィールドであれば距離が必要ですが釣り場や釣魚によってそんなに必要ありません。
鱸であれば良くて30m~50mまでで事足りるでしょう。
それよりも上越のカゴ浮きで釣る真鯛はかなりの大きさです。
それなりの仕掛けが必要になります。
真鯛釣りにしてみれば2~6kgクラスが釣れています。
距離よりはラインブレイクに気を使いたいです。
細いラインでは直ぐ毛羽たち何回かカットしないといけないと思います。
魚を掛けてラインブレイクで逃げられては元も子もありません(まだショアラバで掛けた事は無いですが)
但しどうしても細いラインを使いたい(1.5号)距離が欲しいと言う方はリーダーは5号10mをリールに巻き付けておきます。
SPリールを使っている方はリーダーは短めにとっているので違和感タップリだと思います。
何回か高切れを経験すると少しだけ分かった事があります。
バックラを起こしリーダーを過ぎた辺りのPEラインから切れる場合が殆どでした。
それから私はリールにリーダー8号を10m巻き付けバックラが殆ど無くたまにあってもこのリーダーの途中から切れる筈もありませんでした。
慣れてくると細糸でも綺麗にキャストできれば50g位の重さを100m投げている方もいるそうです。
釣り期と釣場さえ確保できれば真鯛は簡単に釣れそうです。
来年の乗っ込み時期に期待が持てます。
新潟東港で3月~4月のサゴシ釣りで練習してからでしょうか?
暫くショアジギングで遊んでみますが寺泊の秋真鯛も始まりました。
近いうちに御報告したいと思います。