2021年5月18日 新潟 直江津港 里輝丸で乗っ込み真鯛 新潟の釣り情報ブログ。
この日は 小潮周り 月齢6.3 満潮17:51 干潮1:26です。
浅棚に釣り船が集まる
真鯛が浅い所に生えている藻に卵を産み付けに群れて回遊しています。早く釣らないと沖に行きますョ。
前日1便が欠航でした。この日はまだうねりが残り海水も雨により薄濁り状態でした。
潮は下り潮名立方向から柿崎方向へユックリ流れました。
無風状態で小雨混じりです。気温は14.3℃から20℃に上がります。雨具を着ていると丁度良い位です。
漁場は離岸堤の上手水族館裏手前の32~35mラインです。早くも八坂丸、謙信丸、さとみ丸が魚の群れを探しています。
更に近隣の港から釣り船が集結しています。
釣り座
私の釣り座は左艫、釣友は艫から2番目です。
最初は風が全く無く船は当然潮に真っ直ぐ押され仕掛けは艫側になびく様に流されました。
この流れであれば撒き餌が効く所に刺し餌が届きます。浅棚に魚が浮いて来るでしょう。
4,5枚釣れた後東向きの風が出て船の向きが若干変わってきました。右舷側が勢いをつけて釣れ盛っています。
コマセが右舷の後ろ側に流れて行きます、不味いパターンです。
探見丸を見れば魚の数がハンパ無くイッパイいます、余り心配は要らない様です。
仕掛け
何時もの仕掛けにウエイトスイベル無し針の地もとに仁丹ガン玉一つです。
釣り竿はカーボン含有率が少なめです、波気のある時は竿は暴れません。
棚は5mです。
この時期は浅棚です。魚の引きを思いっきり楽しむために20号の竿を使いました。
ハリスが絡む時の対処は
船長が言うには今回私の釣り座は最近余り釣れなかったそうでした。
Aエ~ェ?ナゼ?
答えは後ろ向きに竿を出している人は仕掛けが上潮に押され隣の人の仕掛けにお祭りをして釣りにならなかったそうです。
事実私も何回も2番目の釣友と絡み仕掛けを変えていました、時間をロスしたお蔭で数が伸びませんでした。
私が思うに風向きで船の舳先を若干ながら東(陸)向きに向けた為船の後ろ側から出たハリスが右側に吹き上げられL字に折れます。
私の仕掛けと釣り座2番のハリスが直ぐに絡みつく状態に陥ったのではないかと思います。
この事を回避するには船の左角若しくは船の真裏でなく左舷側に竿受けを固定する事。仕掛けの流れが一緒になる為絡みにくくなります。
又は長い竿か短い竿を使い隣と仕掛けの流す位置を変えます。
あと一つのやり方としては参考程度にして下さい。
ハリスの上1m位に重い錘を固定し後のハリスは軽くして流します全長は10m前後。多分型は小さくとも数は釣れます。私はこれで30枚以上を上げた事があります。
針外れ
後半に入ると針外れが頻発。後で聞いてみるとみんな何回かやっています。
多分魚が上ずって来ている為ハリスが弛み合わせが効きません。
原因の一つにハリスの長さが合わない、針を小さくする等の変えてみて下さい。人と違った事をすれば一つくらいは正解があるかも知れないですネ?
まとめ
撒き餌がある程度効いてくとこの時期真鯛は浮いてきます。乗っ込み時の数釣りには軽い仕掛けの方が大型が釣れます。
最初は魚が浮いてきませんそれを落とし込みで拾い釣りするとついつい重い仕掛けのまま釣りをする事が多い様です。
船長が指示を出す棚が5~10m位の場合は仕掛けにはウェイトスイベルは必要ありません。ウエイトスイベルを付ける意味は十分に御存じだと思いますので、自分で納得が出来ない様でしたら餌取の確認をしてみて下さい。
ハリスの長さも当然ですが長すぎるのも良くありません、船長が加減しながら船を流します。
少し難しいかも知れないですが・・・
潮受けとコマセのバランスを針の地もとのガン玉で調整した方が合わせやすくなります。ハリスを竿の操作で常時張り気味に保つ工夫が必要です。
自分が経験した事を次回にも使って見ようと思います。
今回は以上です。