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フィールドで選ぶルアー

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私が釣りに行く新潟のサーフは殆どが砂地です。

波気のない日には底の砂まで丸見えになります。

対象魚がシーバスであれば河口や夜釣りに分があります。

しかしながら意固地に海岸から釣る鱸にこだわります。

夜釣りは対象外としています。

日中に釣る時の条件

最近の限られた釣場でシーバスを狙うにはそれなりの条件が必要です。

・ナブラが出ている

・海荒れ後の濁りが残っている時

・サラシが出ている場所

・天候は曇りか雨が降って太陽が出ていない日

・朝まずめ、夕まずめ

・近くに根があり水深のある釣場(一部の管理釣場を含む)

これらの事を勘案すると釣り日数は可成り少なくなって来ます。

サーフからシーバスを狙うルアー

対象魚をシーバスに限定している場合にジグは余り・・・・と思います。

青物が先に食いついてくる可能性が高いです。

今年、人が釣れた釣った時のパターンです。

(釣行回数も少なくオラはバラシだけでした)

青物と両方釣れる人とスズキだけを釣る人と別れました。

私が目撃した時と他の方から写真を見せて頂くと大体同じ様子でした。

メタルジグ

このルアーは比重もあり水には浮きません。

したがって殆ど底から少し上の棚を探ります。

沈む事でルアーに動きを与えます。

「リフト&ゴー」「ストップ&ゴー」

ジグをリフト(持ち落ち上げる)したりフォール(沈める)時に食ってきます。

★リフト

穂先を上に向けルアーを持ち上げます。

★フォール

テンションフォール ラインを張りながら竿を下げます。

フリーフォール   ラインを張らず落とし込みます。

ジグだけを使っている方はナブラがなくなるまでタダ巻きで青物が釣れ盛ります。

一頻り釣れると魚も慣れて来ます。

大小のジャークを入れてみましょう。

★ジャーク

巻き取りスピードより速くロッドを引きルアーに早い動きを与えます。

簡単に言えばロッドを急にサビク(引く)

★トゥイッチ

ロッドを細かく動かしルアーに動きを与えます。

10㎝~20㎝位で小刻みです。

★ストップ&ゴー

4~6回巻いて止める、この止める時にそれぞれのルアーの特徴があります。

浮いたり沈んだりする時間、僅か数秒ですが水深を調整します。

この時に魚が当って来る時が多いです。

それでも当たりが無い場合ルアーのカラーを変えてみましょう。

周りにミノーを使う人が居なければ鱸をゲットする確率が高いかも知れません。

ミノーにはシンキングタイプとフローティングタイプがあります。

よく行くフィールドをイメージしながら検討しましょう。

シンキングミノー(巻き取りを止めると沈む)

☆巻き取る事でルアーが浮いて棚をキープします。

潜行水深は60㎝~100㎝くらいです。

投げてから沈むまでカウントダウンしてから巻き取ります。

最近のリップレスミノーと言う物がありミノーと若干動きが違って見えますネ。

動きはユックリ巻いて来るとよく分かると思います。

ルアー全体が左右斜めに倒れる角度が大きい感じがします。

いかにも弱った小魚を演出せてくれます。

シンキングミノーを使っている方にも青物が釣れます。

が周りにジグを使っている方が居ればその方よりは青物の数は少ない筈です。

ナブラが出ているのに青物が釣れなくなる。

時合ですネ。

その時からスズキが釣れる様になって来る場合が多かった様に思います。

青物と鱸が縄張りを入れ替える時なのかも知れませんネ。

因みにレッドショアもこの頃合です。

新潟のサーフで過去に実績のある釣場には時期を選べばチャンスがあります。

しかし、人気釣り場になると釣り客が多くキャストも考えてやらないと・・・

周りに大勢の人がいる場合は移動やルアーを左右に投げる事が出来ない筈です。

釣り座の幅以内でアクションを入れてみます。

・誘い方は小さく縦と横のトゥイッチとジャークになります。

・ストップ&ゴーを組み合わせたりします。

・ルアーはテールが良く振れる物が良いでしょう。

・コツはユックリ巻きルアーを魚に見せつける様にです。

・ロッドの角度を考えて巻きましょう。

ナブラの端からガボガボと音を立てながら大きい波紋が出ると思います。

同じルアーでは釣れる数はあまり多くない筈です。

ヘビーウェイトのシンキングミノー

これは遠投も効くしアクションはジグよりも良いと思います。

使い方はジグと同じになりますがトゥイッチで誘うと水中の動きがよいですネ。

ジグと形が違うことで水圧の掛り方が違うのかも知れません?

フローティングミノー(水に浮くルアー)

☆投げて放置すると浮いたままです、巻き取る事で水深をキープします。

ルアーの潜行水深は30㎝~60㎝前後勿論ロッドの角度で水深を変えます。

沈み根がある所やシャロ―で使う時が多いですネ。

フローティングミノーを最初から使っている方はSミノーと同様

周囲にジグを投げている方が居れば青物は余り数が出ません。

最近はリップレスやペンシルと言ってリップが付いていない物があります。

ジグより青物は少なくなりますがシーバスの数は期待できます。

最初はタダ巻きで釣れます。

余裕も出来た頃の2、3匹目から誘いをかけてみます。

底が岩盤や沈み根がある釣り場では竿の操作で根掛りを避ける事が出来ます。

海面を見ながらルアーチェンジのタイミングを計りましょう。

バイブレーション

何種類かありますが★鉄板バイブ 割と小型に出来ています。

比重もあり遠投能力もあるし巻き取る時に出る波動がロッドにも伝わってきます。

中身が中空になっているタイプでラトウが入っているタイプ

★中身もぎっしり詰まって重さを感じるタイプがあります。

どれも遠投向きですし深場の釣りにも向いています。

フラッシング効果もあり魚の気を引くには良いのかも知れません。

シーバス用ワームとポッパー

ワーム

ナブラが出ている時には殆ど使いません。

潮が澄んで根がある釣り場や春先に使うと効果があります。

河口や河川に実績があります。

ポッパー

場荒れするのであまり使いません。

今年は上越サーフからシイラが釣れました。

水面にアクションを付けて早目の巻き取りです。

出来るだけ音を立てて左右に振れるようなアクションを付けるます。

今のルアーはタダ引きでも大丈夫です。

ルアー目掛けて魚が浮いてきます。

両種類とも最近ではクロダイ釣りにも効果があるそうですが?

ドリフト釣法

簡単に言えば釣り座からルアーを誘導(潮に乗せながら)魚に口を使わせる。

浮き釣りと一緒ですネ。

基本、魚は潮下~潮上に顔を向けて泳ぎます。

それがパニックになると頭の向きを変えて泳ぎます。

潮受けや風、ラインを水に浸けるか否かでルアーの向きや流れ方が変ります。

PEラインは風を抱く為糸ふけがナイロンラインより余計出ます。

早めに巻き取りロッドの操作でルアーをポイントに送り込みます。

但しテンションの掛けすぎは良くありません。

ある程度釣り座のスペースが必要になります。

例えば柿崎中央海水浴場に右から左に緩い潮があるとします。

潮のぶつかる障害物があればその周りに魚が着きます。

地図を大きくすると見やすくなります。

公衆トイレ前の消波ブロックの左側に黒い沈み根があります。

この根に魚が餌場として回遊場所になります。

所謂、小さな漁礁の役目をしています。

更に捕食する場所も違ってきます。

この根にシーバスがいるとしてどうやって釣り上げますか?

・竿を出す場所。

・ルアーの選定。

・更に潮にラインを乗せるのか?

・ルアーを巻きながら流す軌道。

を考えれば答えが出てくると思います。

私の場合は

ルアーを流しながらポイントに出し入れできる場所に釣り座を取りたいですネ。

地図の沖の沈み根の切れている箇所から右側の砂浜に釣り座を構えます。

ルアーは真っすぐ沖に向かって投げます。

ルアーを左に流れる潮に乗せながらラインを巻き取ります。

糸ふけは多く出しません。

が、張らず緩めず加減をします。

ルアーは沈み根の右端の上を流す位です。

所謂、円の頂点になります。

沈み根を通り過ぎるとラインを巻き取ります、ポイントを少しずつ探ります。

釣り座から根の右端に掛かる位の位置になる様に自分の位置を動きます。

ルアーの頭を潮上側に向けながらラインを巻き取る操作です。

これでルアーが沈み根の右端に来る様構えます。

河口近くの流れの強い所では自然にやっている事です。

一回で全部の根を攻めません。

当たりがなければFミノーで少しずつ潮上から潮下へ順次左側の根へ流しながら攻めます。

先ほどのドリフト(ルアーを潮に乗せた)釣法で何回か攻めます。

一番当りが出やすいポイントほど難所です。

欠点は根の沖側に魚を掛けると障害物に擦れラインブレークします。

魚を掛けても取り込み出来なければ意味がありません。

それなりの装備とテクニックが必要になりますが・・・

シャロ―やサラシの強い所で潮を読めれば釣る確率が高くなりますネ。

因みにジグが使えませんので好んでこの釣場を選ぶ方は少ない様でした。

申し遅れましたがこの海の沖には人口漁礁があります真鯛の越冬場所になっています。

もしかして運がある方は・・・かもネ?

次回も宜しくお願い致します。