2022・05・23上越市直江津港に真っすぐにはいきません。
取敢えず山の幸を少し頂きます。先回真鯛を配った知り合い宅から「どうしてもウドとワラビが食べたい、このクーラーボックスを満タンにして持ってきて」35Lのクーラーボックスを持たされました。
この我儘Ba3オラを何だと思ってんでしょうか特に今回魚のリクエストは2枚オスが欲しい等と言われては・・・
新潟の釣り情報ブログです。
ウネリの残る海へ
13:20直江津港へ行って見るとすでに里輝丸スタッフが準備をしています。
AM5:00の1便は欠航の様でした。なるほど海はまだウネリが残っていますが、風は止んでいます。
釣友は船酔いが心配で不安気です。
午前中休みだったので息子さんがスパンカーを準備をしています。
里輝丸船長は真っすぐ直江津港沖へ到着です。途中ジェットフォイルが航海しました。
その時の返し波が来たのかと思っていましたが午前中吹いた風が起こしたウネリでした。
魚が浮いています
本日は小潮の2日目満潮は17:44干潮は1:20です。
風は北西当然船のミヨシ向きは一緒です。潮は上潮は早く佐渡小木沖~柿崎方向へ向かっています。北西沖から南東へ流れ込む下り潮です。
私の釣り座は左舷艫から4番目釣友は3番私の左側です所謂潮下です。これでお祭りは・・・
探見丸に魚が映っていますが20mラインより僅かに上です。
順光でも乱反射しません。
今回船長は仕掛けの指示は10m~12mビシは80号竿は置き竿としか言いません。何時は重い仕掛けを勧めますが?
このウネリを見れば普通にある程度は錘を付けると思います。
釣友は珍しく短い仕掛けを使う予定らしいです。ji3の潮上で良かったです。
潮の速さで仕掛けを変える
船長の話では上潮はかなり早いらしく少し手を加えないと魚に餌が届かない気がします。
私の仕掛けは全長12mの3段テーパーです。
クッションゴム~6号ハリス4mウエイトスイベル5B+6号ハリス2m+5号ハリス6m針上80㎝にBのガン玉1個取り付けました。
焦って仕掛けを取り付けた性もありなんとクッションゴムを付けるのを忘れて釣りをしていました。
この仕掛けはビシの棚が5m+ハリス4m水面下9mの位置をしっかりキープさせる為です。
更に針側のハリスをユックリ上下させ棚に届けさせたくて作りました。
更に魚が浮いてきた時真ん中のハリス2mを取り除くために3段テーパーにしました。
取敢えず4Hの短い時間に釣れ無ければ仕掛けを直ぐに替える作戦です。
出だし好調
昼飯時間を惜しんで山菜取りしていたので腹ペコです。ご飯を食べながら仕掛けを投入。
船長の指示は10mにビシを落とし振らずに5m迄上げそのまま置き竿です。
私は昼飯を食べたいので5mに落としてそのままです。
20号の竿はウネリでも穂先は跳ねません、流石グラスが含有率?%ですネ。
オールカーボンでは仕掛けが跳ね上がって魚が驚くでしょう???
仕掛けを入れて2分イキナリ当たりが出ます。
型は2.5kg位のメスです、腹はまだ小さい膨らみです。
この時期抱卵しているメス魚は泳ぎが上手くできず余り数が釣れ無い事が多い筈ですが、今回はそんなに腹は大きく無く可成り力強い引きです。
この位のウネリがある時はオス魚がイッパイ釣れる筈ですが・・・
ここから怒涛の5連発でした。
魚が上って来る
2時間近くたってくると少し当たりが遠のきます、前回と同じ様に魚が浮き始めました。
試しにビシを水深4mで止め待っていると2kg前後のメスが釣れます。
ここで先ほどの三段テーパーにしてある真ん中のハリス2mを取り外しします。
周りを見て見ます。
長めで重いハリスを付けている人は小さい型ですが釣れてきます、長めで軽い仕掛けはお祭りをしながらでもたまには釣れてきます。
私のハリスは上は6号4mで3Bのウエイトスイベルに替え下は5号の5mまで縮めます。
当たりがダイレクトに竿に出る様になり更に型が良くなりました。
大型は浮いてきました、近くの方の仕掛けは相変わらず同じようです。
更には時間がたってくると乗っ込み真鯛の特徴であるすっぽ抜けが連発しています。
私の針はビーズを付けず少し小さ目の10号で捻りが入っています。
流石に昔から使っていたメーカーの針は良いものを出します、食いがったている時は閂を貫通して外側の唇に掛かって上がってきます。
捻りがあるせいだと思いますが殆どの魚が外しやすい閂や地獄に掛かります。
昔、黒鯛釣りに海津針と言う物があり懐が深くこれに捻りが入っていましたあれを思い出しますネ。
乗っ込み真鯛は釣りは最近当たりでが遠のいたらハリスを短くしています、この日は最終的には7mまでハリスを詰めています。
釣友は私から聞いた話を自慢げに隣の方に教えていました。
荒れた海はオスが釣れる
残り時間1.5H一向に魚の食いが落ちません、この日はメスも元気よく餌をとります。
ウネリは余り収まらず風向きは西南西向きに変わり潮も同じになりました。
ここから左舷艫から2番と釣友にオスが多くかかり始めました。
荒れ時はオスがイッパイつれますし力はメスと比べ物にならない程力強い引きが味わえます。
私はハリスを7mに縮めました、3kg前後の真っ黒いオスが竿先を絞り込んでくれます。
この時やっと例のクッションゴムを付けてない事に気づきました。
どおりで今日の魚は引きが強い訳でした。
竿が柔いせいもあってハリス切れは一回もありませんでした。
ウネリがあってもソリッドが入っているせいで穂先が跳ねません、因みに20号です。
メスがこのウネリで釣れ盛るのは未だ卵がパンパンに膨らんで無いせいです。
船長の話では卵で腹が横に張り出している魚は泳ぎが上手くできず餌を取れないらしです。
それで絶対数の少ないオスがたまに釣れてきていましたが今回はハリスを縮めた事で数が釣れました。
因みにクロダイは小さい内は両性で大きくなると殆どがメスに変わるそうです。
真鯛は如何なのでしょうか?
クーラーボックッスに入りきれなくなり、里輝丸唯一のスタッフ息子さんに魚をやると言ったら小さい方が良いと言われます。
流石知っていますネ魚は小さいと骨が柔らかいし鱗も取り易し若い魚の身は柔らかくて美味しいです。4枚ほどバケツに残しておきました。釣友は2枚です。
オス魚は黒くてヒレが長いです
次は無いかもね
オスは顔つきが厳ついですネ。
オスの白子は絶品です、焼くだけで魚の甘味と白子のクリーミーさは今しか食べれません。
できれば大きいオスを選んで釣りたいですが魚を選んで釣る訳には行きません。
探見丸を見ながら魚のいる水深を把握する。
浮いている魚が居ればそれが基準になります、針先がギリギリ届く様にハリスの長さを合わせる。
直江津港の乗っ込み時期、浅棚に餌取は殆どいません。
本来であればハリスに錘は要りませんが、ウネリや潮が早い時はビシの棚5m+ハリス分を沈めたい長さ分の水深を確保する為軽い錘を使います。
すっぽ抜けが多くなる様であれば針を一回り小さくする、若しくは軽い仁丹ガン玉を針上30㎝~80㎝の間に着けてみます。
更にハリスの長さも一考します。
直江津の乗っ込み時期は予備のクーラーボックスを用意した方が宜しいですョ~。
因みに夜のヒラメ釣りは大玉砕でしたが大鯵が釣れ始めました30㎝を超す鯵は大変美味しく頂きました。
今年は乗っ込みが遅れたせいもありハラコも小さくまだまだ爆釣は続くでしょうキャンセル待ちで6月に勝負を掛けてみたいと思いますがイカが待っていますし鯵も・・・
今回も里輝丸スタッフに感謝して次回に続けたいと思います。
以上です。