2024.05.28上越市直江津港の真鯛釣りへおまけで釣友について行きました。
今日は朝から雨が止みませんが、気温は17℃有り寒くはありません。
あてにしていた16日のリレー船が天候不順で出船出来なくなり晩酌の肴がありません。
今年は鮃君の姿を見る事が出来ません。
余りにも手持ち無沙汰に我慢できず里樹丸に「一生のお願い」をしました。
強い風
波高は0.3mかな?風もそんなに邪魔にはならず雨が降り続いています。
漁場に着くと船長から「棚は5m、ハリスは5号以上で12m迄」
「仕掛けを入れたら竿は触らないで下さい」いつもと変わらないお言葉です。
魚は探見丸に見えますが直ぐに消えてしまいます。
8分~12分位竿を出しますが船長は「移動します」のアナウンス。
次期船長に聞けば魚は15m前後に浮いているが船から離れるそうです。
多分誰かが虐めてグレタ擦れた魚の群れですネ。
移動する事3回目かなり米山方向に移動してきました。
水深も30mちょい位と乗っ込み終盤にしては浅いのかな?
ステージ
私の釣り座は右舷で一段高い為軽い仕掛けが風に吹かれ海に落ちて行きません。
仕方なしにかなり重い錘を付けて調整します。
この釣り座は椅子が無く大きいクーラーボックスを持ってくるには少々難があります。
一段高い目線で釣ります。
年寄りには立ちんぼは肉体的に辛いですネ。
風向き
出船時の早い時間帯は南西向きで右舷側が沖向きです。
私の仕掛けが軽く隣とお祭りをします。
ここは思いっきり1号と2Bの錘に変えます。
仕掛けの投入はビシを竿より先端側に落としながら1号の錘は水面に入れず餌を先に付けます。
針はビシを投入した所よりまだ先にハリスに付けた錘を沖目に投げ込みます。
ハリスは竿の正面で棚に届く様でした。
釣り始めて2時間30分でやっと1枚目が来ました。
このまま右舷側と左舷1番~5番までが一斉に当たり始めました。
雨はずっと降りっ放しで気温も下がってきました。
風が時間と共に東向きに変わりました。
右舷側は陸向きになった頃から一切当たりが止まりました。
今度は左舷側が当り出し、6番、7番(ミヨシ側)に大きい当たりが出始めます。
連続で4kg前後を3枚釣ります。
今度は右舷側に沈黙の時間です。
が、一人だけ小さいながらも釣れている方がいます。
時合い
10時30分以降風向きが少しづつ北東方向に変わり始めると両側に飽きない程の当りが出てきます。
私の竿にも当たりが出て即合わせ。
リールからチリチリとドラッグ音がします。
何しろリールを壊した経歴がありますから今回は2.5kg位のドラッグ調整です。
皆さんが見ています、一番目立つ場所で竿を大きく撓らせます。
気分は最高!ステージに上がって独り舞台です。
隣の方はハリス切れをした自分の仕掛けに針を付けていて私に気づきません。
タモ入れを一人で入れた後に気づいた様です。
その昔黒鯛釣りで6mの柄でタモ入れをしているので苦にはなりません。
その頃の癖で今でも右巻きのリールしか使えません
当時は重いグラスのタモの柄ですから利き腕じゃ無いと引き上げられません。
気になるのは隣の方のハリス切れです。
何号使ってます?
「3号で獲れます」だって!
イヤイヤそういう問題で無いでしょう。
現にハリス切れでバラしているし・・・
船長は5号以上を使えって言っているのに・・・
連続で当りが出始めタモを使うのが面倒でブッコ抜きしてたら隣のオッサンが「それ抜いちゃダメでしょ」だって
私は「5号のハリスは3kgまで切れないから大丈夫です。」
「これは2kgチョット位の黒鯛並みだし針も11号の閂は折れないし大丈夫ですョ~」の返事。
あきれ顔されました。
小さい魚の味は?
先回の話で自分は12枚が丁度捌ける数で良いのかなと思いました。
が、何しろ型が小さく半身の塩焼きサイズには丁度手ごろでした。
本来であれば大き目の雄魚が4、5匹くらいでイイヤのつもりでした。
小さい魚はお腹が出ていなく顔つきが若い魚です。
30㎝~35㎝を三枚で卸して保管して置けば酒の肴に最高ですネ。
特に白子の入っている雄魚は釣り上げて直ぐ刺身にすると甘くて脂も美味しですネ。
釣果
釣友の釣り座が14番で一番後ろ私が前、ともに15枚づつでした。
一番大きくて3kgでした。
乗っ込み終盤にしては通年よりは釣れた方だと思います。
今後は深場の漁場になると思います。
数は少なくなりますが大型の魚を獲れるのが魅力です。
直江津港も6月に入ると予約が取り易くなると思います。
各釣り船のHPを確認して置いた方が良いと思います。
真鯛はこれで秋までお休みかな?
次回も宜しくお願い致します。