寺泊港 PR

寺泊港の秋真鯛4 克栄丸

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2023.11.27 又もや寺泊港の真鯛釣りでした。

26日の釣り状況は3人で37枚トップは16枚。

数は直江津港の乗っ込み時期と変わらない位で申し分なしです。

型がイマイチなのは底濁りか?

大型魚は沖に回避しているからでしょうか?

この時点の天気予報は晴れ風は南西向き最高気温は15℃と期待充分な27日です。

来年のカレンダー

取敢えず餌と天秤が必要になります。

序でに来年の釣りカレンダーが欲しく26日わざわざ新潟東港のS釣具店まで出かけました。

2,000円以上の買い物をすると貰えます。

何時も行くF釣具店は5,000円の買い物で貰えますので今回はFを避けて新々バイパスに乗りました。

コマセオキアミ2枚と付け餌、形状金天秤(赤)を買えば5,000円オーバーでした。((´∀`))

因みに私がこの天秤を使う理由は荒れた時や竿を振ってハリスを上下した時に絡みにくいという点です。

後に天秤を替える(替えざるを得ない?)とウネリでハリスが上下します。

やはりハリスが絡みつきます2枚潮の時が一番よく分かりますネ。

釣友宅へ着き克栄丸に予約を入れれば只今6名様予約との事。

延長便です。

「我々を入れて8名か~まずまずかなぁ~」

前日の準備

前日に道具の点検です。

今回は大物に備えてハリスは8号と6号のテーパー中間に2Bのウェイトスイベルを付けます。

潮が緩くなりハリスを軽くするためにはウエイトスイベルを外しヨリモドシに付け替えます。

但しヨリモドシも若干の重さは有るので仕掛けを緩めるとL字型に撓みます。

朝マズメの1時間だけこの仕掛けを使う予定です。

26日の釣果をネットで見ると小さい真鯛が数釣れていました。

勿論5号ハリスの仕掛けも作り置きです。

今回もリールは2000番を使います。

序でにメモリーカウンターの修正でPEラインを出しながら50mに合わせます。

巻上げの途中残り18mでラインが強く絡まり爪で解きますが若干毛羽立ちが見えます。

何回か引張り濡らしたりして確認後カットはしません。

これが後の不幸の始まりでした。

寺泊港を出発

早朝4時に家を出る前に防寒着から雨具に換えます。

降水確率40%朝は強く降る所アリとの予報に変わる。

出だしから暗雲立ち込めます・・・。 

道中雨が溜まっている処を見ると寒い一日になりそうです。

寺泊港についてみればウネリで停泊してある船が揺れています。

暗くて海は見えませんが多分1.2m位の波高かな?

船酔いを何回も経験している釣友は心配で言葉少なくなっています。

私はすかさず「出発前に仕掛けをセットして置きなるべく下を向かない様に」と声を掛けます。

注)この画像は帰りの凪いだ時です。

5:30船長もいつもより速度を落としながら慎重に操船しています。

波は北西から来ていますが風は南西向きです。

港から出て船は普段であれば陸と平行に沖に出て行くのが今回は真っすぐ沖から来る波に向かっています。

たまに船が波の上に乗りスクリューの空回りの音がします。

進路を変えながら「コマセバケツを船の中に入れて」船長が慌てて言います。

辺りは未だ暗く時折波頭が砕けて白くなっているのが見えます。

第一投目

漁場に着くのに50分位掛かったでしょうか?

1投目です。

水深は72m棚は54mの指定です。

身体が上下に揺られながらもラインは真っすぐに落ちて行きます。

ハリスは取敢えず8号と6号のテーパーです。

探見丸に凄い数の魚が写ります。

針に掛かった魚が上に引っ張られています。

50mラインにいる大きい魚はワラサやヒラマサです。

私の釣り座は右舷艫釣友は左舷側艫です。

来る時には10人の人数が明るくなってから見ると9人しかいません?

ああ~あれかぁです。

出来れば乗船1時間前に・・・絶対はありませんが・・・

ミヨシ側は1m位の振幅ですので少々大変でしょう。

3分位流すと小さい当たりが出ます。

28㎝位の真鯛です。

取敢えず1匹目。

2投目を入れて直ぐに又もや26㎝の真鯛です。

その後隣に当たりがありましたがハリス切れの様です。

隣の方は今回真鯛釣りが4回目という事でした。

又もや私に当たりが出ました!

今度はスプールから糸が出て行きますが竿でためると直ぐに止まります。

リールで巻き上げる途中にも魚が抵抗してラインを出します。

「3kg程度か・・・」何回か竿を絞り込み数メートル道糸が出ますが自分でタモ入れをします。

「ヤッパ3.3kgしかないネ」釣友に見せます。

黒っぽく見えるのは雄魚の特徴ですネ。

その内隣の方に当たりがあって直ぐハリス切れをした様です。

先ほどハリスの長さを教えてやりましたが号数を聞き直します。

「3.5号です」早速「ここは乗っ込みでも4号以下は使わない方が良いです。」

「秋の魚は力が強いし深場の釣りは絶対に5号以下は・・・

4・6kgのヒラマサが右舷の前で揚がりましたが私の釣り座から見ても平べったくて直ぐにヒラマサだと分かりました。

この魚のカマが旨いんですネ~ブリより旨いですネ。

焼くとブリは身がボロボロとほぐれながら取れますがヒラマサは筋で2㎝、3㎝づつ取れます。

とにかく脂が旨いです。

このシーズンには1匹は欲しいですネ!

ビシの棚があっている時

その内船中に真鯛が上がり出します。

探見丸には54mのビシ棚には餌取が集結、そこから2~7m下に真鯛とはっきり層が分かれています。

皆が棚を合わせると食い気のある真鯛だけが浮いて餌を取ります。

終盤近くに又もや誰かが何回も68mまでビシを落としたようです。

餌取と真鯛が混在して刺し餌が取られやすくなります。

こうなるとポイントは潰れます。

この後当たりが止まりました。

暫く魚場を移動です。

乗っ込み時期にこれをやると他では

因みに直江津港の釣り船は乗っ込み時にこれをされると直ぐに別の群れを探して移動します。

その前に「今仕掛けを上げた人棚を合わせて」と名指しもします。

真鯛はハリスよりかなり離れた場所で待っています。

指定した棚より下にコマセを撒くと魚は餌を求めて上がって来ません

底近くに落ちて来る餌を待っていても食えるからです。

更に餌取迄真鯛の近くに居着く様になります。

周りの方の針が全く魚に届かず釣れ無くなります。

真鯛は危険を冒してまで上には上がって来ません。

逆に浅棚に固定されれば

次期が違って条件は変わりますが・・・

例えば毎年5月のリレー船(真鯛は4Hの午後便)で経験しています。

棚は5mハリス12mで1H釣った後魚が上ずって来ます。

それ以後棚は指定の5mでハリスの長さは7mにします。

釣った魚は6枚中4枚は3kgオーバーでした。

ですから、指定棚を守れば一旦船に着いた群れを一日中釣る事が出来ます。

勿論船は流しっぱなしで、魚の群れがどんどん大きくなります。

ヤッパシね~

時間も9時を少し過ぎた頃でしょうか?又もや私の竿に当たりが出ました。

竿を持つとラインがズルズル10m位出て止まりました。

ハリスは6号ゆっくりと竿を起こしロッドのパッドから胴に魚の重さを掛けやり取りします。

ここから30m位の辺りまで魚が首を振りながらも浮いて来るのが手に伝わってきます。

又もやラインを引っ張り出して暴れます。

この後ラインを少し巻き取った後急に竿がフッと軽くなりました。

そう、あの18mです。

毛羽立ちした18mです、高切れです。

あっけに取られて仕掛けを作り直しているとなんと魚が・・・。

ラッキー!!

魚の腹がプックリ膨らんで横たわっていました。

浮いてきました、右舷前の方から「魚が浮いてきた」思わず竿を放り投げ魚をタモに入れました。

今回船が揺れすぎて動画を撮ることが出来ず残念でした。

船長がすかさずハリスを途中から歯で切りました。

なん、なんちゅう事をオラのビシと天秤がまだ付いているのに・・・

「言葉にならないできない」顔は笑って心で泣く寅さんと小田さんの歌が頭の中で左巻きに回っていました。

浮いてきた魚は4.3kgありました。

他3.3kg,2kg真鯛は全部で5枚レンコダイ2枚でした。

カモメ一匹でした。

PEラインは熱と傷に弱いのは再三分かっていました。

又もや身を持ってシッカリと分かりましたネ。

帰りに釣友宅で4.3kgのメスを半身お裾分けです。

当日カマと下あごの白い所を炙って食べましたが脂が旨い美味いうまい

黒っぽい3.3kgの魚は今時点では雄だと思いますが?

未だ捌いていません、これは大事に頂きます。

次回も宜しくお願い致します。