久しぶりの投稿になりました。
新潟県では強風や高波で沖に出る機会が全くありませんでした。
何時になったらヤリイカ釣りに出る事が出来るやら仕掛けを作っていました。
暇がてらYouTubeチャンネルを何回も見ている内に見つけました。
富山湾ではベタ凪が続いているそうな?
能登半島の影で北や北西寄りの風が受け難く日本海の冬場には信じられない程の凪になるそうです。
新潟が波高1.5mでも富山湾は0.2m~0.5mと信じられませんでした。
で、釣友から早速の催促3月に入り道路に雪が解け始める10日前後に予定を立てます。
船宿に予約を入れようとPCを見れば狙いをつけていた数隻の船は既に満杯!
しかし、10日の天候は雪模様です。
ここは11日に予約を入れてみます。
アポが取れた船は泰誠丸さんでした
初めて電話を掛けるのは何か緊張します。
船長と話をすると物腰が柔らかで優しさが伝わってきました。
今回ヤリイカは時期が終わりスルメイカがかなり釣れ盛っている様でした。
出船は6:00集まり次第との事
私の仕掛けは自作した直結の18㎝8本針と5本針。
更に市販の仕掛け14㎝のブランコ7本針と5本針です。
船長曰く5本針が手返しが早くやり易いですよ~と言われましたが・・・
好みで針数は7~8本でも良いとの事。
PEラインは2号という事ですが我々は3号を使っている旨を伝えるとOKでした。
錘は120号と150号を2個づつ持って行きます尚、投入機は持参しました。
出発の日
日付が11日に変わりAM2:00釣友宅へ着きます。
そこから黒埼スマート迄8分北陸自動車道に乗ります約3時間30分ノンストップ走行です。
5:20富山県新湊マリーナに到着。
荷物を降ろすと車を移動させようと隣の方に聞けば「船着き場の前に停めても構わないよ~」なんと!特等席に駐車できました。
本日は満員御礼、前日は寒い日でしたが好釣果でした。
期待だけでお腹は満腹状態。
好天で立山の残雪と海の青さが眩しい
釣り座の決めは船長に人数を報告し決めて貰います。
我々は抽選に慣れている為一寸不可解な事でしたが・・・。
私が右舷ミヨシIさんはミヨシから2番です。
出発しマリーナから約40分位で釣場へ着きました。
なるほどイカ釣り船が並んで作業している近くにマイボートが並んで釣りをしています。
物凄い数の船で距離の間隔は経験した事の無い位狭く感じられます。
泰誠丸はイカの群れを探しながら氷見市の海岸へ近づいています。
少し分かりずらいですが仕掛け巻きをロッドを買う時に付いてくるケースをカットして入れています。
先ずは一投目
陸から1㎞もありません水深は130m棚は100m~落とし込みで探ります。
仕掛けは18㎝の直結5本針です。
投入機にプラヅノを入れるとスッと床下に落ちます、錘を投げ入れてみるとパイプに引っかかりながらも出ていきます。
朝早くから釣り人が何回も仕掛けを入れているのかイカは底付近にイッパイいるが針に掛かって来ません。
早速当たりがありました105m付近に1杯掛けましたが上げてくる途中にフッと軽くなりバレたようです。
仕掛けは40m付近まで上げてあるためここは一旦船上に仕掛けを上げてから再投入しないと間違いなくお祭りをします。
上潮と底潮が違っている場合があります気を付けて!
3回目の投入時に針がパイプの底下に引っかかて仕掛けが出ません。
投入機に底蓋をつけ忘れました!
2投目でやっと1杯釣り上げましたが型に不満アリです。
更にかけバラシです
今度は14㎝7本の市販品ブランコ仕掛けに交換しました。
1投目で角がパイプの底に引っかかり120号の錘だけ海底に向かっていきました。
ハリスが切れて情けなく角が床に転がっています。
仕掛けはメッチャです。
ここで分かった事がありました。
欠陥投入機
皆さんも大体が投入機を斜めに船べりに掛けますよね?
その角度で底と船板に隙間が生じます。
針が大きい物は隙間からはみ出さないです。
が、14㎝の角は針が小さめです。
残念ながら針先がパイプからはみ出て引っ掛かってしまいます。
特に2列にすると手前のパイプは角度が緩くなり18㎝でも掛かります私はおまけに指迄掛けて血だらけになりました。
釣友も底ブタが付いていませんでした。
が、パイプの長さが短く投入機は床に垂直に立ててありました。
そうです針が出る隙間がありません。
私の釣り座は潮が舳先側に流れるので投入機を使うのを諦め14㎝5本のブランコを手持ちで使うようにしました。
イカが角を離す?
直結仕掛けでは一回の当りで追い乗りさせながら仕掛けを張り巻き取ります。
下手をすれば仕掛けを緩めるとすべて外れてしまいます。
今回の様に渋い?当たりで角を離すイカはキッチリ合わせを入れガッチリ針を噛ませます。
私は夜の麦イカ釣りでブランコ仕掛けで出来るやり方を試してみます。
イカが角に触ったと思ったら思いっきり竿をシャクリます。
特に(イカがギャ~って言うかどうかわかりませんが?)身切れを起こすほどに一生懸命合わせます。
そうする事で奴は痛がって墨を大量に吐きます。
ユックリタダ巻きをするとイカは追い乗りする確率が高くなりました。
更にブランコ仕掛けは仕掛けを緩めても外れない事は無いですが外れ難い事は有ります。
1杯しか掛かっていないと思ったら掛けた処からユックリ2、3m下げてみるとイカが飛びついてくる時があります。
この日は3連掛けが2回このやり方でキャッチしました。
くれぐれも外れる場合もありますからネ。
船長も言っていましたが今日は渋かった様です。
ソナーは真っ赤になっているし反応はあるが浮いて来ない他の船も拾い釣りで数が上らない様でした。
反省会
型も数もイマイチでしたが次回は頑張って束釣りを目指してみます。
今回の反省点は成るべくなら投入機を使い遠目に投げる事です。
直結の場合は特に潮が船下に入る様であれば必ず遠目に投げ入れて下さい。
仕掛けがますっ直ぐ下か船から離れて行く時は問題はありません。
(仕掛けが立っている時は当たりが出やすい筈ですが?)仕掛けが船底に擦れる様ではイカは外れてしまいます。
市販の仕掛けはハリスが細くトラブルになると直ぐに切れてしまう。
ここからは私の勝手な意見です。
自分が作る時は幹糸はブランコで8号ハリス6号以上、直結は10号以上を使用しています。
力糸を使用であれば18号以上中錘は10号~20号です。
水中電気は誰も使用していませんでしたが如何なものでしょうか?
新潟から片道約240㎞あります冬場の釣では前泊をお勧めします。
私たちも12月のヤリイカの時は前泊の予定を立てるつもりです。
終わりに
初めて乗せて頂いた泰誠丸さんでしたが船長も気さくな方でとても気持ちよく釣りが出来ました。
次回も利用させて頂きたいですネ。
再挑戦を約束してきました乞うご期待ください!