直江津港里輝丸で麦イカを釣る
新潟 直江津港 里輝丸 スルメイカ釣り 新潟の釣りブログです。
直江津港里輝丸で麦イカの束釣りを目指して早2年が経ちました。
流石に冷凍庫の中身が気になります。
去年結構釣って始末も適当にし、丸ごと冷凍して置いた物です。
これを解凍して作るのかぁ~。
今、2022.02.03現在最近は何処の海もヤリイカが余り釣れていません。
直江津港の釣りはこの寒空で夜釣ですから歯をくい縛っても頑張る事はムムム・・・
私は考えさせて貰います。
で、温かい時のイカ釣り釣り方と沖漬けを少しばかり書いてみます。
時は2021年6月18日と25日に直江津港釣ったスルメイカです。
結果は54杯と78杯でイマイチ数が出ず消化不良でした。
それでも5点掛け7点掛けが出来て面白い釣りが出来ました。
良く釣った方は100杯以上釣る方も何人かいました。
隣と取り込み時のトラブルに巻き込まれ数を上げることが出来ませんでした。
真ん中は沖漬けです、釣友にも少し分けてやりました。
2020年からイカ釣りで直江津詣が始まりました。
良い時は200杯も釣り上げた方もいます。
スルメイカは6月の梅雨時から7月に掛けての夜釣で釣った麦イカと呼ばれる小型のイカです。
この時期のイカは身が柔らかくイカ飯にも最適です。
釣り船は直江津港人気NO1里輝丸です
2021年6月25日の話です。
いつもながらの里輝丸で18:00~24:00の変則時間です。
釣り場まで約45分位掛かります。
時間からすると有間川沖でしょうか?水深は100~120mです。
釣り方はパラシュートアンカーを入れて集魚灯を焚きながらの流し釣りになります。
この日は雨も降らずマグロ君も出没しませんでした。
イカ釣りの道具立て
竿とリール
この日は風波がありませんでした。
皆さんはイカ専門の2m未満の竿を使っています。
短竿は仕掛けを捌く時勝手が良いので使う方が多いのです。
市販品はヤリイカ用が殆どです。
種類が多くありますが胴が硬めにできています。
自分の好みで言えば少し柔らか目で胴に乗る方が好みです。
波気のある時では直結仕掛けはバレやすくなりますが竿の弾力で補えば何とか落ちません。
今回の私の竿は7:3調子1.8mのルアー竿です。
ガイドの穴が大きくてスパイラルになっていますこの竿は使い勝手が良いですネ。
糸がらみが全くなかったですネ。
新潟のこの時期の海はクラゲが多く居てガイドやラインに絡みつきます。
ガイドの穴が大きいために竿に纏わり着きにくいのでこの竿を最近使っています。
リールはマダイ兼用で結構です。
これはS社の2000番を使っています。
PEライン4号が200mあれば充分です。
流石にイカが7杯以上つくと巻き上げスピードが落ちます。
本来であれば3000番の方がパワフルで良いのかも知れません。
リールの重量は100gしか変わりませんがスプールの糸巻き量が100m位余計に巻けます。
その他小物と水中ライト錘と中錘、イカマット、竿受け
釣はじめの深棚では必要かもしれませんが殆どスナップ付きのサルカンで間に合います。
直江津港の釣り客は余り付けている人は居ません私も付けません。
潮を受ける場合は外した方が良いです特に二枚潮の時ですネ。
ここでは錘は120号で統一しています。
中錘8号~15号までを私は必ず付けます。
竿受けは真鯛と兼用でラークの18号を使っています。
釣り方
基本的には胴付き仕掛けになります。
LTでの釣りは船長に聞いて下さい。
無断でやるとお祭りを頻発します。
お互い嫌な思いをするだけです。
新潟のスルメイカ釣りは夜焚きでイカを浮かせ棚を上で釣ります。
手返しが早くなり多点掛けが可能になります。
事実100杯掛けが何人もいる日があります。
最初からその棚を見つけるには小魚が中層で泳いでいるのを探見丸で見つけます。
イカがいればそれに抱きつきます。
私はこれをスルメとヤリ、赤イカ釣りに使っています。
王道の赤白と赤緑必ず入れます。
ハリスを結ぶにはこれを使うと交換が楽です。
仕掛けの投入
船が釣り場に着くと他の船との決められた距離を取ってパラシュートアンカーを入れます。
船長の合図があってから仕掛けを投入します。
錘の方からスッテを一本ずつ落とします。
くれぐれも指に刺さない様にして下さい。
私は作業用の手袋をしています。
私が使っている仕掛けの直ブラは枝ハリスが短いので絡む事は殆どありませんでした。
スッテの針の頭が蛍光になっているのでたまにライトに当てて発光出来る様にして下さい。
尚、ここでの釣りは投入機を使う方は殆どいませんが使っても問題はありません。
船長が釣れている棚を教えてくれます。
イカが釣れ始めると群れが大きければ暫く釣れ続きます。
仲間と一緒に来られている方は釣れた棚を教えあってください。
イカは同じ棚に大量に固まっている事があります。
仕掛けを棚まで落としたら竿をシャクリます。
スルメイカは乗ると力強く暴れるので直ぐに分かるでしょう。
シャクリ方と当たり
①竿を下に向けた位置から頭上に竿先を上げ1m位ずつに分けて落とします。
当たりがあれば錘が落ちません。
少し道糸を巻き取ると重みが伝わって来るので分かるでしょう。
当たるまで繰り返します。
②リールに任せる自動シャクリ2パターンです。
2回シャクって巻き取り少し休むセットです。
竿受けに置きっぱなしでイカが掛かると竿が急にグッと重みが掛かるので分かると思います。
③釣れ盛っている時の有効なシャクリ方。
リールを両手で持って電動巻きをしながら小刻みに竿を振るやり方です。
棚に来ると竿に重みが掛かり巻くスピードが急に遅くなる程になります。
④今度は仕掛けを水中に落として行くとき急にラインが止まる時があります。
これも当たりです。
ブランコ仕掛けの方は直ぐに仕掛けを止めて水深をチェックしながら少し待ってみましょう。
イカは浮いていますし次の仕掛け投入時にこの棚を集中して探れば数が出せます。
ブランコ、直ブラの方だけ竿は振らなくユックリ上下2~5m位探ってみます。
直結以外の仕掛けの方はイカは外れません。
直結の方は水深を確認して巻き上げます。
更にもう一度水面下に落とし込むときには先ほど釣れた棚に合わせてみます。
当たりが無ければ数m落としながら探ってみましょう。
当たりは身体が小さい割には力強く、クイックイッと小刻みに仕掛けを横や下に引っ張ります。
巻き上げ中には追い乗りしてくると竿が重くなり穂先を下げないと巻き上げ出来ません。
このイカはある程度のスピードで巻き上げても外れる事は無いです。
余り早く巻き取ると身切れを起こすこともありますから気を付けて下さい。
取り込み方
海上に風がある時は中錘を船の中に入れます。
私の場合は左手で仕掛の幹糸を掴み利き手でスッテを持ち右手でイカを外します。
さらにイカマットに針を刺しながら置きます。
慣れてくるとスッテの針を上に向けて少し振れば直ぐにイカは外れます。
針を10本付けている人は4本までマットに置くか船外にぶら下げるか、残りは手持ちです。
時々針先に墨が付いている時があります釣果に差が付きます、ブラシで綺麗にしましょう。
尚、直結仕掛けは巻き上げ中は一切仕掛けのテンションを緩める事は出来ません。
糸を緩めるとイカは遠慮しないでサヨナラします。
波気のある時は特に注意が必要になります。
直結の利点はイカの取り込み時にイカを外さずそのまま船中に放り込みます。
直ぐに仕掛けからイカを外しながら仕掛けを投入する事ができます。
但しブランコ仕掛けの方は仕掛けを治すのに大変な事になります。
釣り人の特権イカの沖漬け
この時の麦イカは身が柔らかく冷凍保存後に解凍した時も柔らかく歯切れも良く家族や配った人も肴に大変喜ばれています。
私はこの時に釣れた20杯を漬けて人に配ったりしました。
タレのレシピを書いておきます。
20㎝位のイカ10~12杯分です。
酒400㏄ 醬油400㏄ みりん200㏄ 選択で唐辛子を少し入れる方もあります。
冷凍する前に一味唐辛子を入れておく方法もありです。
①煮立てます。
②釣ったイカはバケツに入れて少し突っつくと墨を吐きます。
③タッパか専用のクーラーボックスにタレとイカを入れて付けたら真空パックか袋に入れー20℃の冷凍庫に丸2日置きます―60℃はもっと短いですネ。
因みに刺身で頂く場合はイカを切時は必ず身の内側には隠し包丁を入れて下さいアニサキスに注意です。
まとめ
①直結仕掛けは波気が無い時と慣れてから使うべし。
イカが外れたり棚の習性が効きません。
②探見丸を使った釣り、情報を船長や釣り客に棚を聞きあう。
③リールはパワーが必要。
竿は自分の釣り方にマッチするものを選ぶ。
④ブランコ仕掛けでも手返しで束釣りが可能。
数種類、プラ角仕掛け等も持って行く事。
チャンスに何回釣行できるかが束釣り出来るかのポイントです!
以上でした。