新潟 寺泊港 なかくに丸 真鯛釣り 新潟の釣りブログ
集合時間は30分前場所決め抽選会です。
魚を釣るより気合が入ります。残念、ビㇼから2番目・・・
寺泊港の釣り船なかくに丸
2021年11月21日、又もお世話になっている釣り宿です。
寺泊港の釣り船は電源が余り良くありません。
バッテリーは御自分で用意した方が間違いないです。
前回と殆ど同じ左舷から2番3番UUU・・・
先に言い訳を場所はその日の釣果を左右させます。
いよいよ出港時間11:30道具を積み終えていざ出陣です。
午後便の利点は午前で釣ったポイントが分かるので時間のロスがなく直行できます。
野積と間瀬漁港の間、水深60m前後の漁礁周りです。
船長の合図と同時に一斉に仕掛けを投入します。
当たって来たのは左舷の人がイキナリ2,3kg前後の良型を上げました。
私の結果は鰆78㎝と真鯛小、中、良型サバ4本でした。
風向きは北より潮は佐渡方向に行っています。この時は左舷側が潮下になります。
真鯛仕掛け
ビシは80号ハリスは12m6号と5号のテーパーを使用クッションゴム0.8㎜を1m。
餌取がいっぱいコマセに群がるので刺し餌と撒き餌は分離させる様重い仕掛けにします。
ウエイトスイベルも3B~6B迄ガン玉は針上にBを使用しました。
ウエイトスイベルの位置は上から6m6号ハリス下ハリス6mは5号の2段テーパーです。
道具立て仕掛け投入方法
今回の竿は2.7m真鯛40号です。
出来ればグラス含有率40%以上。
リールはS社の2000番PEライン4号が200mです。
ご意見は色々あると思いますが私は深場の釣りでは20号の竿は使いません。
もし使うのであれば長さが2.3m以上を使いましょう、道糸が船べりに擦れます。
かと言ってオールカーボンはウネリがあると竿が仕掛けを暴れさせます。
皆さんは御存じだと思いますがビシにコマセを詰め仕掛けを海に入れる時。
先にビシに撒き餌を入れ海中に入れます。
ビシを海中に入れながらハリスを掌の中に滑らせます。
更に10m位で止め付け餌のオキアミを針に着けて海に入れます。
こうすれば糸がらみを避けられます。
この時に道糸と天秤を繋いであるスナップサルカンが閉まっているか確認して下さい。
5月に私は魚を掛けたまま天秤、ビシ、ハリスを海中に落として終いました。
話は釣りに戻ります。
左舷のミヨシと隣は午前便の乗り越し組です。
やはり左舷が有望だったのでしょう。尚更期待が出来ます。
私の竿に小さい魚の当たりがありました。
HIスピード上がってきます。見れば針をがっちり飲み込んだ30㎝位の真鯛でした。
針を飲み込んだ真鯛は海に戻しても長くは生きられません。
可哀そうですが持ち帰って大事に供養させて貰います。
その後アッチコッチで賑やかな声が聞こえて来ます。
左舷艫から2、3、4番が全く当たりません。
1時間位ここの漁場で釣ったでしょうか?
移動します。コマセで棚の上から下まで餌取だらけになりました。
水深78mに移動です。指示棚は60mコマセを入れると直ぐに魚の反応があります。
左舷艫が2.5kg位の魚が釣れると即当たり出しました。
怒涛の3連発でした。
移動時にハリスが絡む
餌取から付け餌を離すために2カ所に錘を着けます、慣れない方は仕掛けが絡みます。
ハリスを船上に上げる時はハリスの上にガン玉やウエイトスイベルを置かない方が良いです。
移動時や風でハリスが絡みます。
こんな風に錘は離しておく方が仕掛けが絡みません。
二枚潮
私の右隣の方に魚が掛かりますが右舷側の方とお祭りで敢無く針外れです。
その後大鯖や大鯵が当たってきます。
右舷左舷と当たりが出ますが取り込んだのは2人だけです。
左隣の釣友が魚を掛けました、竿がつなぎ目から余力を残しながら曲がっています。
ラインを船に引き上げる時に分かる様に深い所(ビシの重さで)は右舷側から浅い所からは左舷艫側から糸が出ています。
逆7字型の二枚潮ですネ?
二枚潮対策は色々ありますが一番手っ取り早いのはハリスを重くすることです。
仕掛を水中になびかせない、出来るだけ真っすぐ下に落とす事です。
やがて私にも当たります。
竿は40号、継ぎ目から一気に曲がっています。
竿を手持ちにすれば重さが分かります2kg前後しかないですね。
余裕で話しながら手巻きで魚とのやり取りを楽しみます。
あと残り12mで右隣のラインと絡まり針外れです。
船長がマイクで隣の方に電動巻きを止めて糸を緩める様に指示を出すも手遅れです。
船中誰かに当たりが出る様になり活気が出てきました。
私の知り合いが右舷側にいます4kgをゲットしました。
そのとたんに私も1.3kgをゲット。
コマセの落ちる高さを変えてみる。
竿で勢いよく振らない、道糸を引っ張って撒き餌を出す。
魚は上から落ちてくるものに反応します。
棚から撒き餌を何回も少しづつ出せる工夫をする。
深場になってから誘いが全く効かず魚が置竿にしか掛かりません。
右隣の方が先に65mまでビシを落としコマセを振ります、60m迄仕掛けを上げ誘っています。
それを横目で見ながらビシを57m位で止め竿は一切振りません。
道糸を50㎝位チョコチョコと2回位引っ張ってコマセを出します。
今度は50㎝ずつ60m迄休みながら落とし竿受けに置きます。
これで今回2回あたりを取りました。
今回と先回の釣りは深場は余りコマセを一時に撒かず静かに置き竿で釣る人に当たりが出ました。
これは魚が警戒?しているのかも知れません。
本日の結果。
船中28枚真鯛その他バラシが数十回と賑やかな午後便でした。
それでも30分後に強烈な当たりが、竿を手にすると一気に10m程道糸が出ました。
真っすぐ下方向に引き込んでいきました。やがて上に浮いてきても糸を引き出します。
コリャ真鯛じゃないネ、やっぱし78㎝の鰆でした。
この時期の鰆は臭いはしません。
炙り刺しと焼きはトロみたいな脂があって美味しく頂きました。
まとめ
①撒き餌をビシから出す時にかなり大きくシャクル人を見かけます。
活性の低い時は水中で糸鳴りのするほどシャクらない。魚が警戒します。
②深場では誘っても効果がありません置き竿で待つ。
③ハリスの長さは10~12m
船長が指示を出す棚+5mでコマセを出します。
直ぐに指示棚に戻します。
無暗に長ハリスは魚が当たりません確実に長さを合わせた方が良いです。
船長の指示は10~11mに合わせて棚を支持してきます、本当にピッタリです。
④お祭りをしたら魚が掛かっていない人は糸を緩めて手巻きにする事。
電動巻きにしない事
⑤魚を船に上げる時は必ずタモを使う針外れが結構あります。
以上です。