2023年4月に入ってから直江津港ハッピーフィッシング管理堤防から連日の好釣果が聞こえてきていました。
7時間は待てません
さりとて年寄りが約7Hの順番待ちをしてまで釣りをしたくないし・・・
子供さん連れの釣り客が少なくなってからと思い
今回の釣行日を4月10日にしました。
前日の海況は強風のため休場でした。
本日から高気圧で南寄りの風。
ハッピーフィッシングHPを見れば開場時間は未定との事。
これは運が良ければすんなり入れるかも?
自分勝手な予想をして7:30出発
8:20途中寺泊のコンビニと釣具屋に寄った所で再度HPを確認。
6:45の開場・・・・
9:40こりゃ入場制限になるかもと釣友と話しながら直江津の公衆トイレで用を済ませる。
9:45に再度HPで確認、入場制限が掛かりました。
10:30仕方なしに到着。
事務所へ行き名簿を記入。
釣り座が空き次第TELを貰えます。
10分以内に来れる様にして下さいとの事。
キャンセルは無料です。
我々の前に10名の予約。
開場が遅れた分帰宅される方も遅くなるだろうし・・・
門限(終了時間)は18:00です~ぅ。
ここは考えものですネ。
少し直江津港内で釣りが出来そうな場所を見学するも立入禁止の看板がやけに大きく目に入ります。
時間も12:00取敢えず竿を出す事でハッピーフィッシング堤防へ。
駐車場で帰る人を観察。
最近は入場後に外出できる為車で頻繁に出入りする人がいます。
13:00駐車場で待機している方にTELが入りました。
我々もそろそろ事務所に行きます。
13:30受付で指定された外海の場所に到着。
が、一人分しか空いていません。
仕方なく場所を探していると係の方が指定した場所に入る様に言われます。
これでは間隔が狭く竿を出してもお祭りをします。
隣の方は朝から1匹のアジを釣ってそれ以後全く当たりが無かった様でした。
流石に当りが無い外海に嫌気がしたのか店仕舞いをし始めました。
撒きっぱなし
私たちはここで16:30まで当たりが無くコマセだけを撒いて時間を潰していました。
今回は堤防先端の内側~から根元近くの200mまでの釣り人が入食い状態でした。
それもコマセは入れるが付け餌の無い方が多い様でした。
作図
私達の仕掛けの針はオキアミを付けています。
魚が居ればすぐ反応があるはずです。
外海側に竿を出し内側で帰る人がいないか見ながら荷物をまとめ始めました。
やっと移動が出来ました。
ようやく2人分の釣り座を確保できたのが16:40釣友は先に竿を出していた為40㎝ちかい鰺をゲット!
私もその5分後に同じく・・・
釣友の隣の釣り座にいる方はかなりまとまった数を釣り上げていました。
遠投しながら仕掛けを動かしていますが刺し餌は付けていません。
釣友と私がオキアミの刺し餌を付けて仕掛けを入れます。
その後隣の方は魚が全く釣れ無くなりました。
夕方になって活性が上って来たのか私達には多点掛けがありました。
この大きさになると魚に力があります。
針に掛かる魚はクロダイの様にクンクンと頭を左右に振ります。
釣友は3匹掛かりした時竿が撓りすぎて上げる事が出来ません。
私が仕掛けの幹糸を持って堤防に引きずり上げました。
見学の方が驚いて見入っていました。
我々のハリスは太いですから強引にしても切れる心配はありません。
因みに幹糸5号
針間30㎝~35㎝
ハリス
3号12㎝~15㎝
針も12号です。
更に釣果に差が出た釣り方がありました。
遠投カゴでフカセ釣り。
かなりの分がありました。
その方は1投1匹で仕掛け投入後約1分後に殆ど当たりが出ました。
仕掛けの詳細はこんな感じですネ。
作図
当然付け餌はオキアミです。
余り釣っても重くて持って帰る事も捌く方も・・・
鯵の口切れを少なくして釣果アップに繋げましょう!
恰好を気にしなければコスパ最高ですネ。
人の後に入る釣り座
私たちの様に後発組は何処にコマセが効いているか分かりません。
私は何時もであれば仕掛けの遠投は殆どしなく投げても15m前後が平均です。
この時両隣の方たちは30m~40m位遠投しています。
浮子を付けコマセ籠の下に市販のサビキ針を3本にカットしてあります。
付け餌は無しでした。
魚が大きいので針間を長くするとベストだと思います。
更に手返しを早くできますョ~
市販品をそのまま使っていると針が口と尻尾や背中に掛かり鯱姿であがってきますネ。
時間が無いので少し強引に釣ります。
これで自分も魚が・・・お隣さんが折角集めた魚を…御免チャイ。
サバと鯵を狙うには棚がまるっきり違います。
更にサバは針に掛かると思いっきり横走りします。
市販のサビキを使うのであれば針は2本までにした方が取り込みやすいです。
投げる距離も魚の種類で変えた方が良いです。
鯵狙いであれば堤防より沖目20m~手前の敷石の切れ目を狙い手返しを重視する釣り方を考えます。
刺し餌のオキアミが無いと先人の方に釣り負けます。
ラスト1時間で・・・
私の貧果釣果アジ10匹サバ1匹35㎝~40㎝まで。
朝早くから外海側に入った方は散々でしたネ。
場所を動こうにも開始時間が遅かったため誰も帰りません。
15:00以降になっても釣り座は空きません。
移動出来ず仕方なしに帰る方が多くいました。
鯵は群れで動く魚である為同じポイントに何匹も集まっている場合があります。
この事はサーフのアジングをやられた方はご理解が出来ると思います。
もっと分かりやすく言うと魚が高活性の時にサビキ釣りでコマセを入れなくとも何匹か釣れる事があったと思います。
が2,3匹釣れると直ぐに釣れ無くなります。
魚を足止めするにはコマセが必要になります。
時間が経つにつれて魚は仕掛けを見切ってしまいます。
更に刺し餌付けている人と差が出ます。
オキアミは出来れば刺し餌用かボイルであれば外れ難いですネ。
仕掛けが水中に漂う感じがあると魚が活発にエサを求めている様に感じました。
浮きサビキ仕掛けで竿の操作で誘いをかけている方に釣果が良かったのはそのせいだったと思われます。
サビキが斜めに動くイメージを持って仕掛けを動かします。
錘と浮きの大きさとバランスにも影響はあります。
今回、潮が余り無くフカセ釣りに分がある様に感じました。
錘から針までの間隔が大きいと餌が水中にユックリ漂っている感じに見えるのかも知れません。
魚に聞いた訳ではありませんが・・・
餌を一番初めに食いつく時は上から落ちて来る餌が泳いでいる位置に来る時です。(正確な棚取)
食いが経つと水面近くまで上がってきます。(食い上げ)
餌の獲りあい負けした魚や大物の魚は底に舞っている餌を少し離れた処で拾って食います。
サバは棚が浅いョ~
今回の気になる事と言えば外海に全く当たりが無く人が少なくこんな状況でした。
はっきりした原因は分かりませんが・・・
カタクチイワシが水面まで跳ねたり堤防沿いを行ったり来たりしていました。
過去の経験では大きい魚が近くにいたりイルカ等がいるとこんな事が結構ありました。
終了間際17:30となりました。
又、何時になるか分かりませんがもう一度挑戦してみたいですネ。
今回は「諦めなくて良かった」がサブタイトルでしょうか。
因みに今時期は釣座用と車に積んで置く大型クーラーが必要になります。
釣り座用が一杯になったら車に積んで置いたクーラーに移しましょう。
車用は凍らせたPボトルを入れ少なめに入れた海水を冷やして置きます。
氷を直接入れ解けた水で塩分濃度が薄くならぬ様に工夫をして下さい。
次回も宜しくお願い致します。