寺泊港では真鯛釣りの最盛期?
2021.6.13(日)新潟 寺泊港 なかくに丸 真鯛釣り 新潟の釣りブログ
先週に直江津港でイマイチでしたリベンジを誓って寺泊港にやってきました。
今日は午後便11:30出港です。
第一なかくに丸に乗船先週から寺泊港は乗っ込み真鯛の最盛期だったようです。
この日の潮回りは満潮14:49干潮は23:46です。
予想で14:30~沖上がり迄釣れ続くのかも知れません。
期待だけが高まります。
真鯛の道具立てと仕掛け
竿は20号、ビシは80号で型は大き目です。
これは釣り時間が6Hと短い事、撒き餌を効果的に回数を撒こうという考えからです。
今回の仕掛けは2段テーパー仕掛けで行きます。
全長12m上ハリス6号を5mウエイトスイベルを2B下ハリスが5号7m針の地もとにジンタンのガン玉です。
なるべく軽い仕掛けで状況に応じてハリスの長さを調整します。
前日の釣果を見ると分かる釣り座選び
前日には短時間の午後便で最高10枚前後上げた方がいました。
釣り座が左ミヨシでした。
今日のゆるい北向きの風と潮も殆ど一緒のようです。
最近の釣り船は殆どがHPを出しています。
前日の釣果を確認して置きましょう。
早速の場所決めです、しかし釣り座は抽選です。
潮上かあ~
ため息交じりにビシに撒き餌を入れます。
漁場へ10分位落水沖です。
撒き餌を入れ5分位釣りますが当たりは誰もありません。
船長は携帯で連絡を取っています。
即、野積沖へ移動します。
先ほどの落水沖とは潮向きが違います。
最初の漁場から移動10分位北方向です、探見丸を見ても漁礁がある風には見えません。
水深は35m棚は13mの指定です。
どこの釣り船も棚は厳しく統一するよう言われています。
何故、なぜ、ナゼ・・・
単に人間が釣り易い様にと思ってやった事でしょうかそれとも魚の習性を考えてやった事でしょうか?
誰か魚から聞いて私に教えてくれませんか?
船長が決めた棚とルールは守りましょう。
言えることは船長が決めたルールに従ってもらう事ぐらいですなア~。
寺泊港は何時でも誘い釣りが出来ます。
この船に何度も乗せて頂いていると殆どが置き竿の方が多いのが分かります。
それではと思い今日は思いっきり竿を振らせて頂きます。
私は遥か昔クロダイの短竿落とし込み釣りを長くやっていました、
今で言う「ヘチ釣り」です。
実はこの釣り方を真鯛の落し込み釣りに応用したくてその時を探していました。
ヘチ釣とは道糸を軽いガン玉で2m~4m程度を糸ふけで当りを取る繊細の釣り方です。
自分で決めた?棚を集中して探る釣り方です。
がしかし、真鯛の落し込み釣りとはコマセを撒きながらのフカセ釣りで餌だけを動かし食い気を誘う釣り方です。
だいぶ違いますけどネ。
撒き餌のオキアミは3kg版を持って行きました。
撒き餌が残る事が分かっているのでコマセバケツの中にはオキアミを1/3にカット。
それを2時間×3で少し残る位撒くペースを作ります。
探見丸が映し出したのは海の中は小魚が15mラインその下に真鯛が泳いでいます。
まだエサ取りは15mの棚より下には降りてません。
潮の効いている時です。
これは釣り客が撒き餌の棚をきっちり守っているから暫くはこの状態が続きます。
潮が効かない時は撒き餌が真っすぐ下に落ちて行き上から底まで餌取がくっ付いてきます。
今回は船長が棚12~15mの所に漁場を設定しました。
結果から先に言うと4回当たりがあり2枚しか取れませんでした。
然し十分に納得できる釣りでした。
前日全くダメっだった釣り座でこの位当たりを取れば良い方だと自分に言い聞かせました。
なかくに丸船長の細かく棚を指示してくれるやり方がツボにはまり浅場の釣りには最適かもしれません。
棚の指定が13~18m水深が35~40mです、普段であれば指示棚+5mにコマセを撒きます。
今回は撒き餌を指定棚の±0mに竿を軽く振って撒き餌を出します。
この時の指定棚は15mです。
上ハリスを1.5mカットして全長10.5mにしました、これは餌取がうるさくないからでした。
竿を置き竿にし暫くたってから13m迄棚を上げます。
釣り座が左艫から2番めで潮上です。
探見丸の反応が出てからユックリ60㎝刻みに糸を落としながら指定棚15mまで落とし込みます。
当たらなければ今度は手持ちに変えユックリ竿を天井に向け竿の長さ分だけ持ち上げます。
そのままユックリと60㎝ずつ竿を寝かせて来ます。
反応が無ければ更にもう一度やり直しをして当たりを取りました。
結果
他でやっている棚を外した落とし込みでなくとも効果はあります。
置き竿の落し込みです。
左は糸を60㎝出したところです、右側は竿が魚に引かれて穂先が前に伸びています。
小魚は動く物に対しては餌を食べませんでした。
餌取の棚の下に着け餌を入れて誘えば真鯛を釣る事が出来ました。
バラシタ2枚の内1枚はハリス切れです。
もう一枚は手持ち竿の為身体が反応して早合わせしてスッポ抜けました。
黒鯛の落し込みであればbatti goodでした、年は取ってもまだ体が反応した事で驚きです。
決めた棚にコマセが入ると餌取が下まで行かなく釣り易かったですし、魚が棚ボケしませんでした。
まとめ
①寺泊港の釣り船の釣り座は前日の様子をHPから見て置くあくまでも抽選後の場所選びの為です。
②6Hの釣りは撒き餌を計画的に撒く、手返しを早くする。
③釣り客がキッチリ棚を作れれば春の仕掛けは軽くする。
餌取が棚より下に入らなく釣り易くなる。
④午後船は夕マズメに大型が狙える。
寺泊の乗っ込み時期ははっきりとした物が無く5月は釣れたり釣れなかったりでした。
傾向としては6月~が本格的かも知れません。
追記 バッテリーは持参して下さい
以上です。