新潟県も8月に入りやっと凪めいてきました。
今まで風雨が続き出船もままならず指をくわえてネット情報を見るだけの毎日でした。
8月8日の釣行予定にやっと目途が立ちました。
月は出ず
出船時間は18:00釣行時間内は月が出ず暗闇です。
満潮が16:10干潮が23:47とこれまたナイスな塩梅です。
いざ出船
釣船は何時もの里輝丸です。
この日は夕方から曇り空となり早目に照明がつきます。
が、いつも通りの20時過ぎまで当たりません。
暗い海を覗いてもベイトが見えません。
探見丸を見れば水深が約40m。
鯵?らしき魚の群れが写る水深は30m~底までです。
今回の風は北東から吹いています潮は上り潮です。
船の向きは舳先が柿崎方向へ向きます。
私の釣り座は左舷のミヨシ潮上でした。
釣りスタイルは
里輝丸では胴付き仕掛けとメタル仕掛の方が同乗する為仕掛が絡まない様に右舷側が胴付き左舷側がメタルと別れて釣ります。
ロッドは2本出せるスペースがありますので1本はオモリグでやって見ます。
今回は5名ずつ合計10名で竿を出しました。
私は20時頃まではオモリグ仕掛けを船から遠目に投げて探ってみます。
それ以降の時間は何時もの置き竿です。
主流はメタルで棚を探る釣りです。
尚、当たりが出るその時間までに夕飯を終わって置きます。
持ち帰る為のクーラーボックス
今の時期夜でも気温が高くクーラーボックスに氷をたくさん入れて来ると思います。
釣れたイカは絶対に真水に付けっ放しにしない事です。
美味しいエキスが逃げるし水っぽくなります。
活きが悪くなるのも早くなります。
私の場合は氷を敷き詰めた上に料理用のステンのパットを置いて溶けた氷水に当るのを防いでいます。
但し、冷たい海水の中では味は変わりません。
北陸のある船長はクーラーボックスに海水を入れペットボトルを凍らせ冷水にして持ち帰り翌朝に処理をするそうです。
クーラーボックスから出し処理をしている時にイカの色が赤色に戻って大変美味しく頂けると聞きましたが?
私は未だ試したことがありませんすチャンスがありません。
残念ながら私の35L クーラーボックスに力一杯隙間があるのでやった事がありません。
数多く釣った場合は全部を冷やす場合は一番良い方法ですネ。
注)氷を直に入れないで下さい氷が解けて塩分濃度が薄くなります。
当たりが・・・
我々の左舷側に20:30過ぎやっと当たりが出始めました。
置き竿にしてあるオモリグのスピニングリールからドラッグの音が聞こえます。
ドラッグがジ~さん~釣れてるョ~って泣いています
棚はベタ底に這わせて置いたシマノフラッシュブーストに抱き着きました。
潮の速さによって号数を替えないと底からの高さと落ち込むスピードが一定しません。
種類もケイムラ、蛍光、水中で見える色も関係してきます。
釣友のIが大きな声を挙げていました。
タモに入れずに抜きあげようとした為残念ながら身切れして自動放流をしてしまいました。
左舷艫に居る為潮下ですが大型のイカが触腕に掛かった様です。
近くにいればこのたも網で掬ってやることが出来たのに残念でした。
仕舞い込みは小さくできます。
触腕に掛かる原因
Iも置き竿にしていたオモリグに当たりを見逃していたため触腕に掛かった様でした。
多分ドラッグをかなり強めにした為にイカが餌木に触れて違和感があったのやら一旦離れ更に触腕で餌木を触る様です。
イカの活性が高い時はイキナリ短い足で餌に抱き着き鋭い歯で嚙みつきます。
この時は遅れた合わせでも外れ難くいですネ。
警戒心の強い大型のイカ
活性の低い時、
潮の効かない時、
一旦餌に触っても離れ再度餌に触れてくる時
などは触腕で触ってくる時が多いと何かに書いてありました。
メタルの場合はロッドを握っている為当たりがあれば即合わせるため触腕に掛かる事は少ないのですが・・・。
胴付き仕掛け
次期船長が見回りに来て右舷側で21杯釣った方いるヨ~。
胴付き仕掛けでヤマシタの定番色のスッテでロッドを上下に振っているだけで良かった等と言っていました。
多分ハリスは長めにとってあるのかも知れませんネ?
22時位になるとやっと小さいベイトが水面上に見えるとイナダが音を立てて出てきました。
中層から底に掛けて鯵らしき姿が探見丸に映るのが見えます。
一つ隣の方がバチコンで大型の鯵を掛けて遊んでいます。
2時間前には魚が口を使わなかったのがここに来て底潮が動いてきた証拠ですネ。
右舷ミヨシの方が20m位の棚で連続で5杯位アカイカを釣った様です。
船中活気づいてきました。
棚を聞く
釣れた方から棚を聞いて集中的に攻めてみるとメタルでダブルでした。
その後当たりが遠のき又底付近に釣れ始めました。
棚が変って来たのは違う群れが寄って来たという判断で宜しいと思います。
若しくは潮が変ったのかも?
こうゆう時はドロッパーを変えて沈下速度に変化を与えてみると結果が出る場合があります。
ドロッパーや餌木も水平に浮く物やユックリ沈むものに交換すると結果が出てきました。
今回は仕掛けのエダスの長さは割と短めにした為ドロッパーに大きい動きを与える事が出来なかったのか原因を考え次回につなげてみます。
結果
里輝丸では5杯~21杯と潮の当たり加減で釣果に差が出た様でした。
水中で離れたものでしたので型は確認できなかったです。
私はブビーの5杯、掛けバラシが2杯ありました。
引きが強くてドラッグが滑り上に上げられずスナップが外れたのがいました。
単に結び方が雑過ぎたかな?
潮によってドロッパーの沈下速度とハリスの長さをもう一度確認して使うようにと今回の反省にします。
使った後は直ぐに真水で塩水を洗い流します。
次回も宜しくお願い致し