新潟県も3月に入り天候も春めいてきました。
我々釣り人は待ちに待った管理釣場の開場です。
漁港の堤防も立入禁止の立て看板が多くあり竿を出す場所が制限されています。
唯一許可が出ている海の管理釣場と言えば新潟東港第2堤防と直江津港第3堤防の両ハッピーフィッシング釣場です。
3月からオオアジ、オオサバを狙える
新潟では3月にオカッパリで大型のアジ、サバが釣れる場所は余り無いと思われます。
今回は直江津港の堤防から40㎝クラスのアジ、サバをサビキ釣りで狙ってみました。
ここの釣場は人気が高く県内外からの釣り客が多く前日の日中から順番待ちで車中泊する方が多くいます。
それでも私たちがここで釣りをするには昼間の堤防釣りで大型の大衆魚を数多く釣り上げる事が出来る為です。
朝一の開場で一定の人数が入場すると一時閉鎖です。
会場の外に置いてあるトイレ車前に看板が下がり入り口に鎖が掛かります。
後は釣り人の事情で帰る方が出てくるのを待っての順番待ちです。
尚、鎖や注意書きが無ければ駐車場まで入場できます。
この時入り口の砂利道左側に車が止めてあるのは翌日入場の1番目です。
注)この車の後についても当日は入場しません。
閉鎖後に入場したから直ぐに釣りが出来るという事は有りません。
駐車場についたら受付に行って順番で記名します。
ここで後何人待ち?
名簿に記入されてあれば係の方がTELで連絡してくれます。
待てない方はキャンセル可能でした。
この事はHPで書き込みがありませんのでご注意ください。
3月7日の釣行
私たちが3月7日に直江津港ハッピーフィッシングで釣りをした時を少しばかりお知らせいたします。
新潟も好天続きでした。
こんな日は朝早くから人が押し掛けると思い午後からの釣行予定です。
現地に着いたのがAM11:45です。
高速道路を使わず新潟市内の自宅から片道120km時間にして2時間20分掛かります。
すんなり駐車場までは入れました。
順番表に名前を書き込むと我々の前に19人分の記名がありました。
この日は潮が良いのか午前中に多く釣った方が早目のご帰宅です。
13時頃には16名が入れ替わりました。
が、ここからが長かった・・・
風が南西向きで強くなりました。
これでは湾向きの人は悪戦苦闘です、その甲斐もあって・・・
我々が入場出来たのが14:00になりました。
閉場は17:30後始末を考えると17:00がリミットです。
人気場所には大勢の人が・・・
入り口から440m前後外海側の「くの字」に曲がっている釣り座若しくは先端の外海側。
カゴ浮きの方が場所を占領しています。
左右からの潮をまともに受けます。
ルアーマンもちらほら見受けられます。
前日からの車中泊をしながら並んで場所を確保したのでしょうか?
おおご苦労さんだぃね!
我々の目的はサビキ釣りでオオサバ、オオアジ狙いです。
堤防に出て見ると空いている場所は「くの字」の湾側です。
南西の風が正面になる為リタイヤする方が多かった様でした。
流石に遠くまで歩くのが嫌で2人で220m付近湾側に入れて貰いました。
風は逆風
釣り座に入れて頂いた方の釣り方は遠投カゴ浮きスタイルです。
この強風では投げても直ぐに堤防側に押し戻されます。
この方は流石に竿が振れなく風裏になる海側へ移動されました。
結果オオアジをキャッチしたそうでした。
私と釣友は浮きを付けたコマセサビキ釣りです。
最初は市販のサビキ仕掛けです。
水深は15mあります、棚の設定は錘迄13mにしました。
魚が大きい為エダス間が27㎝しかないので上下の針に魚体が掛かります。
するとエビぞりの魚がサビキを団子にしてくれます。
この仕掛けを半分に切って使います。
10本の針ではサバが掛かると即、仕掛けがメチャクチャになります。
仕掛けを上げる時柔らかい竿でこの長さの仕掛けは手を焼く事でしょう。
ましてや魚を掛けても海に落としては本末転倒です!
私が使っているロッドは5号です。
その昔スズキ釣りで使っていた竿と電気ウキをそのまま使いました。
風が強くサビキもぐちゃぐちゃになりました。
今度は大型狙いの手作りサビキです。
モトス5号エダス3号の3本か4本針です。
エダスの長さを変えて置きます。
このサビキの下に浮子の浮力に応じた錘を付けます。
これであればある程度の遠投も出来ます。
刺し餌はオキアミの尻尾を切って付けます。
私は沖へ大体10m以内しか投げません。
今回の様な向かい風では折角沖に投げても風で堤防側に押し戻されます。
深い棚では駆け上がりの沈み根に引っかかります。
ここは最初から棚を7mと浅めにして置きました。
釣果
イワシの20㎝~25㎝5本とメバル、小鯖8本
アジは36㎝1本 サバは35㎝~39㎝まで7本
痩せたサバですが脂はのっていました、即刺身で頂きました。
釣ってからすぐに内臓とエラは外して置きました。
モトス間を35㎝取るのは40㎝級のサバが掛かっても仕掛けが絡まり難い。
ハリスの長さを1本置きに変えるのもその事があるからです。
ハリスが3号ある事でタモを使うことなく抜き上げることが出来る。
針は鯵針12号を使っています、飲み込まれてもペンチで取り外し出来ます。
浮きを付ける事で棚を簡単に修正できます。
活性が上って来ると棚が変る
我々が竿を振っても最初は中々魚が掛かりませんでした。
隣でクロダイ狙いの浮きフカセ釣りの方ばかり大鯖や大鯵が釣れます。
おかしい?
釣友がトイレに行くのに仕掛けを巻き上げサビキ分の深さを海中に入れっぱで帰って来るとなんと小鯖が3本ついていました。
湾側の方に風が当たり波気が出てきました。
これは多分魚の活性が上がり浮いてきたと思われます。
それから私たちは浮きからコマセカゴ迄竿一本分(5m)+サビキの長さ約2mで釣りました。
堤防から沖に7m~9m投げ手前に押し戻される間に当たりが出ます。
浮子を付けて水深を固定しないと仕掛けが堤防に引っかかりいくつあっても足りません。
偶然が幸いして短時間で何とか魚を確保できました。
帰り際に入り口に近い外海にカタクチイワシの大群を見つけました。
これから外海もサバの入食いになりそうな感じでしょうか?
青物狙いは秋~冬がベストですネ。
今の時期青物は浅場に来ない様なのでルアーの釣りはサバ以外期待が出来ないかもしれませんネ。
次回も宜しくお願い致します。