船長が投入の合図を出す時は水深を言ってくれます。
ですから100mの水深であればラインが80m位になった時に一旦仕掛けを止めます。
自分の仕掛けの長さが13mですので93mまで落ちています、止めた処からユックリ底に錘を着けてから底を1m位巻き上げます。
逃げ散る魚が少なく大型魚が釣れ始めました。
低水温時の活性が低いと思われるときは動きが鈍く感じられます、水温がいつもより上がってくる時が高活性になり縄張りに餌を求めて動き回る様子でした。
探見丸で浮いている魚が見える時です、海底から5m位浮いて見えます。
この時は絶対に底に錘は着けません全長95mで止めて置きます。
底をドンドンと小突くと魚が一斉に散ります。
誰でもイキナリ頭の上からドンドンと物が落ちて来れば逃げるでしょう。
ユックリであれば少しの動きで逃げながら餌も見つける事が出来ます。
要は魚が驚いて逃げ回っているだけです、人間が急いで一杯釣ろうと思う行動が魚にとっては不自然に映るだけです。